2021年12月29日 14時53分

鉄印帳の旅(64)佐世保中央駅。

松浦鉄道は佐世保駅から佐世保中央駅まで1駅乗車。

佐世保駅発14:53 松浦鉄道250Dたびら平戸口駅行き

佐世保中央駅着14:55

佐世保中央駅発15:05 松浦鉄道347D

佐世保駅着15:07

JR最西端駅から、モノレールを除く日本最先端の駅へ向かう列車に乗車。

鉄印帳に参加している第三セクター鉄道でICカードが使えるのを見たのは2社目。あいの風とやま鉄道以来です。(多分、間違っていない。)

ただ、車内に設置してあるのは初めてです。まるでICカード対応のバス会社のバスに乗ったみたいで、運賃の支払い方法も同じでした。佐世保駅を出発した列車は少しの区間、高架線を走ります。

トンネルが見えてきました。

トンネルを抜けて視界に明るさが戻る瞬間が好きです。

そのトンネルの出口に駅のホームがくっついているとは思ってもいませんでした。

出発する列車の向こう側には都会?の予感。

この鉄橋の左側が佐世保中央駅。そして右側には中佐世保駅があります。佐世保中央駅と中佐世保駅の間はたった200メートル。1990年(平成2年)3月10日に佐世保中央駅が開業した時には、鉄道線では日本最短区間として随分、話題になりました。

ではなぜそんなところに駅が出来たのでしょうか?

まず佐世保という町ですが長崎県第2の都市で人口は24万人。かなりの規模の都市であると言えます。その町の中心街にはこのようなアーケード街であったり大型のショッピングセンターや病院のあります。そしてそこから一番近い場所に出来たのが佐世保中央駅なのです。「日本一長い「さるくシティ4〇3アーケード」の駅」という愛称も佐世保中央駅にはあります。

また佐世保中央駅は9:00~18:00(休憩時間あり)で駅員さんが常駐しており、乗車券も発行されます。

たった1駅でも乗れば何がしかその鉄道の姿を知ることができます。それだから鉄道の旅がやめられない。

帰路に乗った車両のラッピング。

左が「君野イマ」で奥が「君野ミライ」。環境省のキャラクターだそうです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!