2022年01月12日 23時27分

鉄印帳の旅(73)SL大樹ふたら71号に乗ってみた。

よもや東武鉄道が蒸気機関車を走らせるとは、数年前まで全く思っていませんでした。

私が予約していた座席。

こうしたボックス席もあります。選択は全くの好みですね。

私のお気に入り。展望席。

下今市駅を出て直ぐに金色の特別塗装車「日光詣スペーシア」とすれ違う。窓が無いので、距離感が近い。

日光の山々が旅情を誘います。

沿道で手を振ってくれる方々がとにかく多い。沿線の自宅のベランダや、家の前の道路から手を振る住民が多いのもこれまで見たことがない風景です。日光市民の方はSL大樹ふたらの運転日、運転時間を知っており、それに合わせて私たちを出迎えてくれていると聞きました。勿論私もそれに応えたのは言うまでもありません。

右に左に美しい季節が流れてゆく。

JR日光駅にカメラを向けていたら、何とJRの職員の方が手を振っていた。JRと東武鉄道の連携が本物であったと思った瞬間。

下今市駅発11:28、東武日光駅着11:51。僅か23分ながら満足度の高いSL大樹ふたら71号でした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!