2020年12月22日 10時47分




2020年9月16日(水)発売の近鉄創業110周年記念乗車券。今日、都心に出かける用事があったので近鉄名古屋駅窓口に寄り、駄目元承知で聞いてみたらありました。
東海版と関西版をセットで買ったのはお約束。
近鉄創業110周年記念グッズのうち、スポーツタオルが欲しいと思ったけど、こちらはそうそうに売り切れ。
記念乗車券は発売数が多いのでまだあるかな?と思ったのは正解でした。
先月から私は自宅で資料整理中。記念乗車券をスキャンしていてあることに気がついた。
昭和54年(1979年)発行の名鉄「公営ユースホステル20周年記念きっぷ」。
こちらは近鉄発行の「公営ユースホステル20周年記念乗車券」。
同じテーマで2つの鉄道事業者から記念乗車券が発売されることがあったのを初めて認識しました。
で、これはと思ってネットで検索したら出てきました!南海電鉄、京阪電鉄がヒット。他の社もまだあるようですが、かなり珍しい例なのではないでしょうか?
人の多い場所に出かけるのは、憚られるというよりやはり近寄らない方が身の安全と思う今日この頃。
ということでゆったり花見が出来ますよと教えて頂いた愛知県蟹江町の佐屋川創郷公園(さやがわそうごうこうえん)に買い物ついでのおでかけ。お散歩。
写真のメインは桜と鯉のぼり。
ピンクの花の向こうに赤い電車。
ピンクの花の向こうに…。
良い場所ですね。来られているのはほぼご近所さん。4匹の犬の散歩をされている方とマスク越しでお話をしたり、ゆったりとした時間が流れていました。
頑張れ受験生!サクラサクきっぷ。
【名鉄】名鉄名古屋本線「桜駅」→「栄生駅」の300円区間
【近鉄】近鉄湯の山線「桜駅」→「大羽根園駅」の230円区間
合計530円の記念乗車券です。日本でただ2箇所の「桜駅」が名鉄と近鉄にあるというのは何かの縁ですね。
ところで記念切符ですが、最近は買ったり買わなかったりで、以前に比べればあまり熱がありません。ただ今回は名鉄と近鉄のコラボと言う事で購入。但し、周りに受験生のいない私としては、12月3日の発売日ではなく、今年になってからの購入。名鉄の公式HPでは「発売枚数」が書いてなかったので、ノンビリ構えていました。
ところでこの切符のUPが今日になった理由は、この写真を昨日やっと撮ることが出来たから。まあお約束と言う事で…。
この切符で忘れてならないのは、販売駅によってはついてくるプラスαの楽しみ。
名鉄の名古屋駅サービスセンターではマスクがついてきました。新型コロナウイルスの影響で、既にマスクが買えない状況になっていた時期なので、このプレゼントにはびっくり。先着限定500なので、恐らくもう無くなっていると思いますが、花粉症の私にはサクラサク思いでした。
ただその時、ふと頭をよぎったのは、もっとこの切符を買おうかな?でした。が、瞬間悩んだものの直ぐに止めました。マスク欲しさに切符を買うのは流石に気が引けるというか、趣味人としての矜持(きょうじ)が許しませんでした。(ちょっと自分に酔っています)
などと書くと、マスクが付いてくるのをあらかじめ知っていたみたいですが、実はそんなことはなく、マスクをもらって、特定の販売駅で様々な特典があるのを「公式HP」で調べて知った次第。私はそのレベルの趣味人です。
2020年3月20日・21日で開催を予定しておりました「鉄道フェスタ in Aichi Sky Expo 2020」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止およびお客様の安全を考慮し、中止させていただくこととなりました。
尚、ご購入いただいたチケットの払い戻し方法については、後日下記リンク先の本イベントの公式ホームページにてご案内させていただきます。
なお、本イベントの紹介をしております拙ブログにつきましては、そのまま残すこととしました。
何卒、ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。
鉄道イベント「鉄道フェスタ IN AICHI SKY EXPO 2020」にご協力頂いている皆さんの紹介、本日は近畿日本鉄道の巻。
近鉄の新型名阪特急「ひのとり」のプレミアムシート。
本イベントの公式ホームページ/鉄道事業者コーナーにもこの写真を掲出していますが、これは東急ハンズANNEX店で昨年の11月15日に撮影したもの。体験ができるという事で勿論、私も座らせてもらいました。近鉄が渾身の力を込めて設計したというということで、流石に気持ち良いです。
さて試運転中の「ひのとり」。名古屋線南が丘駅近くで試乗会の電車を撮影。
大阪に向かう際、少し時間に余裕があってかつこのプレミアムシートが予約できれば、このシートで2時間ゆったり過ごすことはお勧めです。もっとも近鉄の方からはレギュラーシートの快適さも体験して下さいとは言われていますが…。
で、このシートを会場で体験できます。イベント時には既に「ひのとり」の営業運転は始まっていますが、まだ乗っていない方は会場でその座り心地を確かめて下さい。
こちらも公式ホームページに掲出している特急のヘッドマーク。私の中で、「近鉄特急」と言えばやはりこれですし、多くの方の共感が得られると信じています。
特急のヘッドマークがあれば、やはりこれを出さなければ「あれっ?何か足りない…」ですよね。
近鉄の様々な資料を保存している場所を訪れたのは今年の1月8日。所蔵しているのを「知っていた」ものもあれば、近鉄の担当の方から「こんなものもあるよ」見せて頂いた驚きの「お宝」群もあり。
鉄道ファンだけではなく、多くの方に懐かしいと思って頂けると思っています。
HOゲージの精密な模型。近鉄が大好きだった方から手製の模型の寄贈を受け、近鉄の資料室で保管しているそうです。
この10000系と前の10100系も今回、本イベント会場で展示されます。
さて今日紹介しているのは、展示する品の全てではありません。打合せ時に写真が撮れなかった大物がまだあります。是非、会場でそれが何かを確かめて下さい。
どんと大きく写っているのはJR関西本線の木曽川橋梁で、この画面で左に小さく見えるのが現在の近鉄名古屋線木曽川橋梁です。
そのJR関西本線のすぐ北側に、鉄橋と並行して杭が縦に並んでいます。これが近鉄名古屋線が狭軌の時代の鉄橋の遺構で、橋桁、橋脚は撤去されていますが、水中に橋台(ケーソン?)部分が残っており、船がそれを引っ掛けないようにこうして目印があるのだそうです。
ところで今回の廃線跡散策で思わず私の心にヒットしたのは、廃線跡ではなくこの写っている道路そのもの。まずは左下のコンクリートの指標に注目。
近鉄のマーク入り。
道路の中にも「近鉄」+「↑」の埋め込みあり。
この道路は何と近鉄さんの所有とのことで、この埋め込み部分が近鉄の所有とそれ以外の方による所有の境界線とのことでした。いわゆる私道ですね。保守管理は弥富市が行っているとのことでしたが、まあそうしたことはあり得るわけではあるものの驚きの発見。でも教えてもらわないと気付くことは無かったでしょう。