2020年11月02日 9時57分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(8)ボールドウィンの夜間撮影会。

夕方の5時が近くなり、照明を点けての撮影会のスタート。(この写真は16:52にシャッターを押しています)

写真家/神谷武志さんの発案によるもので、更に言えばここ赤沢の方や、鉄道の保存活動に尽力されている方々の協力で実現しました。

サイドに照明が当り、これもなかなか。

17:26。日没後は、刻一刻雰囲気が変わっていきます。(絞りF4.5 シャッタースピード1/6秒)

後ろからの照明はそのままに、正面でなく、サイドの位置から照明を当てる。空が漆黒とはならず、まだ色が残っています。ひたすらシャッターを押しながらその時間の経過を楽しむ至福。

記念館(車庫)の中からの1枚。

機関士さんによる点検の再現。

「撮り鉄をもっとオトナの趣味に」が神谷さんの活動の源。オトナの方々が熱心に被写体に向かう姿は正にその通り。

夜の帳が下りる(よるのとばりがおりる)。もうすぐ夜の6時。

照明による光芒(こうぼう)を強調した、私の今回のお気に入りの1枚。敢えてのモノクローム化をしてみました。

2020年11月01日 23時10分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(7)ボールドウィンが走る。

木曽の地に網の目の様に線路が張り巡らされていた木曽森林鉄道。今の赤沢森林鉄道はその一部で、廃線後に一旦線路が剥がされたものの、1985年(昭和60年)の伊勢神宮御用材伐採のため再び線路が敷かれました。そしてその2年後、観光施設としての「赤沢森林鉄道」がついに復活し、「森林鉄道」が現代に復活したと言うことで当時、大きな話題を呼びました。

木立が線路を覆い隠すような令和のこの風景は、きっと森林鉄道が“現役”だった頃とあまり変わっていないのでは?この写真では機関車の顔が見えるものの客車は良い感じで隠れており、雰囲気だけは材木を運ぶ列車そうろう。

営業運転が終わり、煙をはくボールドウィンの撮影会の始まり。

機関車が煙をはいていますがこれは舞台やテレビでも使われる「スモークマシン」を使った疑似「煙」。

また自力で走ることが出来ないので、ディーゼル機関車が後ろに付いています。

もっともスモークマシンだけでは煙が上々になることはなく、発生させた煙をコンプレッサーを使って空気を押し出すことでこの走っている感を表現しています。

 

2020年10月31日 22時10分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(6)呑曇渕(どんどんぶち)で撮影。

赤沢森林鉄道のハイライト、呑曇渕(どんどんぶち)で撮影。

森林鉄道記念館発丸山渡行き。

水の流れを表現するのにスローシャッターは効果的です。しかしあまりスローにすると今度は列車が流れてしまいます。選んだシャッタースピードは1/15秒。ギリギリだったと思います。

戻りの列車。小雨降る中を行く。片道わずか1.1キロの路線ながら見所・撮影ポイントが多いのが楽しい。

モーターカーの撮影。実は走ってはおらず、撮影用にここで停車中。右中央でも撮影している方達がいますが、今回この撮影ツアーの参加者は特別にここ(呑曇渕/どんどんぶち)だけ、遊歩道を外れての撮影許可が出ました。

シャッタースピード1/20での撮影。水の流れが良い感じ。

遊びの1枚。

このモーターカーともう一両を合わせて2両のモーターカーは、かつて森林鉄道が現役だった時代に働いていた方が、手弁当で長い時間をかけて整備し、こうして動くまでにしたそうです。その根気が凄いと素直に脱帽。おかげでこうして撮影が楽しめるわけでただただ感謝。

2020年10月30日 22時04分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(5)北海道から来たディーゼル機関車。

14:30を過ぎ、No.136酒井製の10トン機の撮影。この機関車は自走できないため現役機の牽引、後押しで往年の森林鉄道を再現。

清々しい空気と美しい紅葉の中での撮影会。

モーターカーとの並び。本線に撮影用車両を留められるのは、一般の列車が出発して戻るまでの15分ほどの時間。

それにしてもこれほど可愛い顔をした鉄道車両は滅多にあるものではない。昨日の1枚目の写真のモーターカーとこのモーターカーで日本の「可愛い」グランプリのワンツーフィニッシュだと思っている。

そして2016年にミャンマーで撮影したこの車両と合わせ私の「可愛い」グランプリベスト3とさせて頂きます。

2020年10月29日 22時19分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(4) 貴賓車&紅葉。

可愛いモーターカーに牽かれて1台の客車が引き出されました。

貴賓車。1957年(昭和32年)、当時の皇太子殿下(現上皇陛下)が赤沢に行啓された際、上松からこの地までご乗車になられています。

こちらも普段は森林鉄道記念館に展示されており、今回の様な撮影会など、特別な機会がないと外に引き出されることはありません。それにしてもここ赤沢森林鉄道の車両達は、中も外も本当に綺麗に整備されています。出来るようで出来ないことと思っています。

構内での撮影の合間に定期列車の撮影。この列車は13:30にここ森林鉄道記念館を出発し、終点の丸山渡を13:45に折り返し13:50過ぎに戻ってきました。

それにしても素晴らしい紅葉。

今年の紅葉は撮影会が行われた24日、25日の土日が美しさのピークだったと思います。そして今週末で今年の紅葉は見納めとなる気がします。あー、でも少し遅いのかも?

この2枚の写真はホームから撮影していますが、森林鉄道の乗客がホームにいない時のみ立ち入ることがOKとなっており、それに合わせて撮影しています。ただ一般の乗客がこの写真を撮影出来るかというと、乗降がスムースに出来るようホーム上で乗車客と降車客が同時にいないように運営されているため難しいというか無理かと思われます。もっともこの日もですが翌日曜日も、紅葉真っ盛りの森林鉄道撮影に多くの方が足を運ばれていましたが、ちゃんとルールを守りつつそれぞれ思い思いの場所で撮影されていました。

雨が上がり薄日が差し始めた瞬間の1枚。

14:00発の列車を見送る。

列車が通り過ぎた後。雨上がりのもやが出ています。しばし幻想的な光景に見惚れる。

2020年10月28日 23時11分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(3)ボールドウィン製1号機関車。

ボールドウィン製1号機関車。

13:20。まずは赤沢森林鉄道の代表選手とも言えるこの機関車の撮影からイベントはスタート。いつもは車庫となっている赤沢森林鉄道記念館から出てくることは滅多に無いとのこと。

観光客を一杯乗せ、30分間隔で走る定期列車の横で撮影中。ところでこの定期列車ですが、今はコロナ禍の最中と言うことで定員の60%乗車で運行しているそうです。また1往復走ると全ての椅子を消毒。スタッフの方は大変そう。でも致し方ないとしか言えません。

※この列車は、往復乗車もしくは終点の丸山渡(まるやまど)までの片道乗車となっており、丸山渡からの乗車は出来ません。そのためこの起点の消毒だけでも大丈夫と言えそうです。

機関車の次位には木材を積んだ貨車を連結。少しでも往事の様子に近づけようというスタッフの熱意が伝わってきます。

貨車の構造を研究してみる。

13:38,ボールドウィン1号は一旦車庫に入ります。

2020年10月27日 18時56分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(2)撮影会のスタート。

上松駅10:55着。

電車を見送り、左手を見たらかつての木曽森林鉄道の車両が静態保存されていました。

この駅を利用したのはいつ以来でしょう?昭和50年(1975年)には確実に下車&乗車している。

さて集合時間は12:30。しばしのんびり。

ところで今回の赤沢森林鉄道の撮影は、旅行会社のツアーに参加しています。

理由は特別に用意された車両の並びがあること。また普段は許可されない場所に、ツアーならばと言う事で入ったりもしています。勿論地元の方々の全面的なバックアップあらばこそ実現したのですが、本当に全ての方々に感謝しかありません。心の底からそう思える2日間でした。

そして今回の企画をされ、準備をされてきた写真家の神谷武志さんの様々なアイデアには脱帽です。

さて13:18。ディーゼルエンジンの音が山に響き始めました。

車庫から牽き出されたのは蒸気機関車と木材を積んだ貨車。おおっ!と最初からテンション上がりっ放し。

2020年10月26日 23時33分

長野県上松町/赤沢森林鉄道(1)上松駅へ向かう。

昨日・昨日の土日(10月24日~25日)、長野県上松町の赤沢森林鉄道の撮影に行ってきました。

千種駅を9:06発の特急しなの5号長野行きに中津川駅(9:48着)まで乗車。そこから10時丁度発のこの松本行き普通電車に乗車。211系ですがJR東海らしい雰囲気がありません。それもそのはずJR東日本の車両です。

松本駅でJR東海の313系を見ても違和感はないのですが、何故か“中津川駅”で見る東日本の電車は違和感あり。もっとも私個人の感想です。

こうなっている理由は長野県塩尻市以南の木曽谷の町村を結ぶ中央本線の電車が、長野県の商都/松本市に直通することによるもので、東日本と東海の電車の走行距離調整の産物と言えます。

須原駅は10:38着、10:43発。

しなの6号との行き違い。中央本線には単線区間もあり、こうした交換待ちをすることがあります。ただそれだけの事ですが、それでもそれが旅気分。

中央本線きっての名勝「寝覚ノ床」。少しだけですが、紅葉が始まっていました。

2019年08月25日 17時35分

夏休み・HIGH RAIL 1375の旅(6)旅の終わりは小淵沢駅の駅弁。

24時間テレビの日に何も仕事をせず、ゆったりと流れる時間に身を任せています。そしてこのブログをいつもの通り、更新中。

16:57、小淵沢に定時到着。2両連結の中間運転台でてるてる坊主を発見。その気持ち、分かるなあ。

小淵沢駅。2年前に出来た新駅舎はあまりに近代的なデザインでビックリ。

駅弁が美味しいと言われる小淵沢駅。迷いに迷って「プレミアム 高原野菜とカツの弁当」1400円也。

ちょいと高い気もしたけれど、駅弁としてはボリュームがあり、満腹になりました。

また白米(新潟産)、リンゴ(青森産)以外は全て地元産(山梨県産を中心に長野県産あり)ということで、粒粒のコーンも瑞々しかったのは驚き。

以上で軽井沢への2泊3日の旅の報告は終了。それにしても駅弁を買ったは良いが中央線の普通電車はロングシートで、とても食べる雰囲気なし。接続の塩尻発19:19の特急しなの24号で食べるのも今一つに思え、結局塩尻駅の待合室で食事。

普通電車で駅弁を食べる環境を望むのはもう無謀なのかも知れない。

2019年08月24日 22時25分

夏休み・HIGH RAIL 1375の旅(5)JR線最高地点。

JR線の最高地点。小海線野辺山~清里間。標高はこの列車の名前にもある1375メートル。その碑は画面の左にあり。ちょっと小さいですがご容赦を。

16:23着16:26発の清里駅。C56149をかろうじて撮影して車内に戻る。

甲斐大泉駅。16:42にこの駅で交換する下り233D小諸行きが顔を見せました。

今回の小海線の旅はコンデジでの撮影。望遠がデジ一よりも手軽に使えるメリットを最大限に使ってみた。

八ヶ岳が見えると終点小淵沢はもう目と鼻の先。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!