2021年05月14日 22時37分
かつての名古屋駅は現在の笹島付近にありましたが、駅構内が手狭になったことから貨物と旅客の取り扱いを分離し、旅客は現在の名古屋駅の場所に移転、貨物は現在の「ささしまライブ」の場所に移転しました。
「名古屋駅新貨物取扱所貨物ホーム」。後に「笹島駅(ささじまえき)」を名乗ることになるのですが、それは昭和12年(1937年)に(新)名古屋駅の開業に併せ、「名古屋駅」から正式に分離しての改称でした。
貨物駅は当初、名古屋駅の「貨物扱い」の場所が移転したという扱いだったようで、昭和4年(1929年)から表題の名称で現「ささしまライブ」の地で営業を始めました。この写真はまだ建設中と思われ、かなり珍しいと思われます。
「鋸歯形」とありますが、写真からのこぎりホームの構造がしっかりと分かります。
貨物駅の本屋。
毎日ではありませんがかなりの頻度でオークションサイトを見ています。そうすると時々、こうした名古屋の鉄道史に関する資料を発見します。そうした発見も在宅鉄活動の楽しみです。