2020年03月25日 22時20分

京急ミュージアム(1)京急デハ230形デハ236号。

もう遠い昔のような気がする先月(2月)28日、インターネットラジオ「野月・南田のエアトレインch.」録音のため東京へ。その日の新幹線はご覧の状況。空いているのぞみ号に乗ったことはあるが、ほぼ空気を運ぶのぞみ号に乗ったのは初めてだったと思う。

清々しい美しさの富士山を見つつ、東京が近づいてくる。

夕方からの録音を前に、1月21日にオープンした京急ミュージアムへ。横浜駅から歩いて10分弱の場所。この時は無事、見学が出来たのですが、よもや翌2月29日からこのミュージアムが臨時休館するとは夢にも思っていませんでした。

お出迎えは京急デハ230形デハ236号。

京急時代のこの形式は私とあまり接点がなく、1976年9月20日に最後の活躍の場であった大師線に乗りに行っているので、恐らくその際に乗っているかも?というレベルです。

私が一枚だけ撮影していた高松琴平電気鉄道へ譲渡されたデハ230形(デハ265号)⇒30形(33号)。琴電で初めてこの電車を見た時、窓の大きさに驚いたことだけははっきり覚えています。もっとも私にとっての京急と言えば1000形(初代)だったりするのですが、それはあくまでも印象であって、京浜急行電鉄という会社にとって、このミュージアムに入るべき電車はこれだ!ということで、私のこの電車を見る目が変わったのは間違いありません。

車内に入った印象は「狭い!」。京王の2000系もそうですが、名鉄電車の車内がさほど広かったわけではないものの、昭和の関東の大手私鉄には思いの他小柄な電車が走っていたという今更ながらの“新たな発見”となりました。

ホーム。この時はただのホームだと思っていました。でも、ホリプロ南田さんからこのホームの秘密を、、、ここだけではなく他にも京急の方たちの色々細かいこだわりがあると教えてもらいました。

2020年02月25日 23時48分

鉄道フェスタ2020(14)半田市鉄道資料館。

2020年3月20日・21日で開催を予定しておりました「鉄道フェスタ in Aichi Sky Expo 2020」は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止およびお客様の安全を考慮し、中止させていただくこととなりました。
尚、ご購入いただいたチケットの払い戻し方法については、後日下記リンク先の本イベントの公式ホームページにてご案内させていただきます。

なお、本イベントの紹介をしております拙ブログにつきましては、そのまま残すこととしました。

何卒、ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。

鉄道イベント「鉄道フェスタ IN AICHI SKY EXPO 2020」にご協力頂いている皆さんの紹介、本日はJR武豊線半田駅前にある半田市鉄道資料館の巻。

本イベントの「お宝」コーナーは、東海3県の鉄道事業者さんにご協力頂いていますが、鉄道事業者さん以外でこのコーナーにご協力頂いた唯一の団体が半田市鉄道資料館。2月20日に打ち合わせに行ってきました。

半田市鉄道資料館が所蔵する武豊線を中心とした資料類は、流石地元だと思えるものばかりです。取り付けの関係でイベントでは展示できませんが、入り口を入っていきなりこの発車時間表の先制パンチを食らいました。その現役時代は私の記憶の中でも、薄っすらあるかないかの存在です。

こちらはお借りして展示するもの。武豊線から始まった愛知の鉄道100年を記念して開かれたイベント「愛知の鉄道100年フェア」(昭和61年/1986年)連動で走った列車のヘッドマーク。

ヘッドマークがあればエンドマークもあるという事で、記念列車の最後尾に付けられたもの。

今回は「一世紀号」のエンドマークもセットで公開します。

こちらは展示しない図面。昭和12年の名古屋駅移設の際に作られた「新」と「旧」の線路配置図を記したもの。相当に貴重だと私は思いました。

資料の紹介はこの程度で終わりますが、

【開館日】第1・第3日曜日のみ開館
(1月は、第2・第3日曜日のみ開館)

【開館時間】10時~15時

ですので、一度出かけられたらいかがでしょうか。

半田市鉄道資料館の隣には蒸気機関車C11265が静態保存されています。両方セットで楽しんでください。

2019年09月03日 21時59分

青梅鉄道公園の110形蒸気機関車の展示終了

東京都青梅市にある青梅鉄道公園。8月31日に行ってきました。

青梅鉄道公園は1962年のオープンで、規模は小さいものの長い歴史のある鉄道“博物館”の走りのような施設です。私の世代では恐らく多くの方が一度は行っているのではと思われるほどメジャーな存在なのですが、私の場合は実は今回が初の訪問。

学生時代には東京に住んでいたにも関わらず、、、です。

今回の初訪問のきっかけは青梅鉄道公園が発表したプレスリリース『110形蒸気機関車の展示終了 当園展示の110形蒸気機関車は、開園以来、多くのご来園の皆様に親しまれて参りましたが、本年8月31日をもちまして当園での展示を終了することとなりました。…以下略。』が、鉄道情報を扱うインターネットのサイトで紹介されたことによります。

東京に出かける用事が無ければ多分、行くことは無かったでしょう。ところがラッキーなことに8月30日にインターネットラジオVoicyの収録があったので、展示最終日の8月31日は東京にいる!

こんな千載一遇のチャンスはあり得ない。これは行かねばなるまいとばかりに出かけました。

日本の鉄道開業時に新橋 ~横浜間を走った10両の機関車のうちの1両で「鉄道記念物」に指定されており、ご覧のようにカットモデルの状態で静態保存されていました。

ところで東京にたまたまいたとしても、青梅まで来ることにした原動力は何だったでしょう?それは日本の鉄道の出発点に立っていた蒸気機関車の今後の動向が発表されていなかったことによります。

その後に聞いた話では「修理をする」とのことでしたので、恐らくカットモデルの部分を以前の姿に戻すのであろうと推察し、少しホッとしました。唯再度公開するなどの情報は全くなく、まあ今後のお楽しみと言ったところでしょうか。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!