2019年08月29日 20時58分
日本の旅行会社の店頭に置かれているドイツのパンフレットを開けると、ロマンチック街道の名前が真っ先に出てくると言っても過言ではありません。
そのロマンチック街道の北の起点、ビュルツブルク。ドイツを旅する日本人がかなりの確率で訪れる町だと思われます。市内観光はさておきまずは路面電車(トラム)の撮影。
誤解無きように申し添えますが、あくまでも「主たる目的」は市内観光で、こうして撮影している間も、ガイドさんの声はイヤホンガイドにずーっと流れていますし、私はそれを一言一句、漏らさず聞いています。ただカメラの向く方向が他の方と違うだけです。
観光中のとある場所。出口に向かいつつカメラを向けていたら“たまたま”トラムが通過していきます。何故だろう?
ビュルツブルクの町に来たのは初めて。もっともドイツに何度か来ていたとしても、トラムの走る町があまりに多くとても回りきれません。今回のようにロマンチック街道の旅をしたいと思わない限り、私には縁が無かったかもしれません。
https://www.wuerzburger-strassenbahn.info/liniennetz.php
参考までにここビュルツブルクのトラムを解説したウェブサイトによれば現在は5路線、総延長21キロのようです。
歴史的な経緯はともかく旧市街と呼ばれるエリアは中世の街並みがそのまま残っており、どこをどう切り取ってもドキドキ、ワクワクが止まりません。
テラス席がある風景。ヨーロッパでは一般的によく見かけますが、日本ではあまり馴染みがないので思わずシャッターを押してしまいます。