2021年10月26日 16時21分

鉄印帳の旅(31)信楽高原鐵道。

10月18日(月)、思い付きで信楽高原鐡道の鉄印帳の旅に出発。名古屋駅発9:06の快速亀山行きに乗車。

亀山駅は10:06の定時着。

亀山駅発10:14の加茂行きに乗り換え。20名ほどの乗客あり。草津線に乗り換える柘植駅着は10:39なので25分という短い乗車。

私にとって懐かしの加太駅を通って行く。思い出の場所。

1971年(昭和46年)1月15日の撮影。私が高校生の頃。

こちらは同じ日の柘植駅を出発する貨物列車。遥か彼方まで連なる列車の先にあるもう一条の煙。ここ柘植駅~加太駅間は峠越え(加太峠)があるため、ここ柘植駅で後ろに補機の機関車が付けられていました。

柘植駅からはお久しぶりです、113系。この電車は11:01発で信楽高原鐡道との乗り換え駅である貴生川駅までは18分の乗車で11:19着。

昭和の電車のサイドビュー。この窓割は我が青春の日々。狭い直角背もたれの座席も、当時はともかく今ならば「これぞ国鉄近郊型電車」ならではと言えます。もっとも草津線では転換式クロスシートの電車も走っていますので、まあどちらが快適かと言えば…ではあります。

貴生川駅では5分の接続で11:24発の信楽駅行きに乗車。

貴生川駅を出てすぐのところ。どれだけの急斜面を登るのだろう。

信楽駅には11:48着。私の脳内ではもっと距離がある感覚でしたが、あっという間に到着。

鉄印。右側の鉄印が本来のもの。左側は第三セクター鉄道等協議会加盟の鉄道会社15社のコラボ鉄印。
1日乗車券は信楽駅のみでの発行ですが、到着列車の精算時の発行で購入しました。参考までに貴生川~信楽間の往復の運賃と同額です。

2021年07月22日 8時56分

コロナ禍の中で。東海道・山陽新幹線の時刻表。

新幹線の駅窓口などで配布されていた東海道・山陽新幹線時刻表。

エクスプレス予約の時代になってからでもズーッと重宝していました。ただ使える期間が終わると処分しており、この写真はNPO法人名古屋レール・アーカイブスの所蔵品。

その時刻表がコロナ禍の中で配布中止されているのを知ったのはつい最近。

便利だったよねという声は私のみならず私の周りの知人の間でも出ました。

名古屋鉄道の各駅にあったポケット時刻表も廃止されていますが、デジタル(スマホ)時代にあってもアナログの方が使い勝手が良い場合もあるというのが私の持論。

それでもデジタル時代だからこそ出来た、喫緊の課題である経費削減と思っています。

2021年05月06日 16時40分

阪急 梅田~十三間三複線開通50周年記念。

「梅田~十三間三複線開通50周年記念」のタオル。

こちらが左半分。

で、右半分。

以前ならコレクションであって使うことはなかったでしょうが、最近、このような実用品は積極的に使っています。だって使ってこそのタオルですから。

それはさておき梅田~十三間が三複線となったのはいつのことでしょう?それは1959年(昭和34年)2月18日のこと。つまりこのタオルが販売されたのは2009年で、阪急名物の三複線はすでに60年を越える歴史があるのです。

ということを今回、改めて認識しました。

参考までに三複線化当時の社名は京阪神急行電鉄で、正に私にとっての阪急の起点となっている時代です。

その後1973年(昭和48年)に今の社名である阪急電鉄となっており、こちらも既に50年近い歴史があることにただただ驚き!!!もっとも阪急と阪神が経営統合し、阪急阪神ホールディングスが誕生したのが既に10年以上前の2006年(平成18年)で、もはや私の頭が追いつかない。私のつい「こないだ」は10年以上の歳月であることを改めて実感。

ということをこのタオルを使い始めて学びました。

2021年05月01日 22時30分

信楽高原鐡道の切符。

1987年(昭和62年)7月13日 、西日本旅客鉄道(JR西日本)信楽線を転換し、信楽高原鉄道/信楽線が開業。

さて、陶器製のお茶を入れる土瓶。

信楽(しがらき)から貴生川(きぶかわ)までの乗車券。

使えるかどうかで言えば、底にこの押印があったので、使用済みかも知れません。

ただ日付が滲んていて、いつ購入されたものなのかが判別しにくい。「21.3.24」だと思うのですが…。2009年=平成21年。

2021年04月16日 12時19分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(4-2)滋賀県高島市。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

撮影地/近江高島~北小松間のパートⅡ。

16:39頃。1831M/近江今津発京都行き。車体のギラリがもう少し描けているかと思っていたのですが…。世の中それほど甘くないと悟る。

17:14頃。4032M/特急サンダーバード32号金沢発大阪行き。ここは素直に撮影。

17:22頃。3507M/敦賀発網干行き。シャッタースピード1/25秒で流してみました。日が当っている風景がもう少し明るいのではという期待を込めていた1枚。

これにて撮影終了。清水さんと出会っていなかったら、この場所に立っていなかったかもと思うと「縁」を感じた1日。

車の中から琵琶湖を眺める。名古屋からはそれほど遠くないはずなのに、何故かそれほど足を運ばなかった滋賀県。

この日、清水さんの奥さんから頂いた2020年のカレンダー。1年前、よもや2021年のカレンダーが発行されないとは夢にも思いませんでした。

今回、清水さんと縁のあった方達とこうして1日を過ごしたことが良い供養になっていれば幸いです。

2021年04月15日 22時29分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(4)滋賀県高島市。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

最後の撮影地は近江高島~北小松間。

16:13頃。7028M/特急サンダーバード28号金沢発大阪行き。てっきり9両編成かと思っていたら12両編成。空の青さに感動しつつ、電車そのものは背景の山に溶け込んで今一つ。

16:21頃。3478M/新快速姫路発敦賀行き。

この場所はなるほど納得の琵琶湖の風景。

16:23頃。3493M/新快速敦賀発姫路行き。

カーブとなった坂道を駆け下りてくる電車もなかなか面白いですね。

同じ電車。この位置が定番かな?

16:34。4031M/特急サンダーバード31号大阪発金沢行き。

この画角での撮影するとして、電車の位置をどうするかは難しい課題ですね。

あまり難しいことは考えず、ただシャッターを無心に押すだけ、でした。

2021年04月14日 22時42分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(3)滋賀県高島市に移動。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

私が近江鉄道を撮影していたのは滋賀県愛知郡愛荘町。同行の方達は愛知川を挟んだ東近江市五個荘簗瀬町でも撮影していました。そこから次の撮影地である高島市を目指します。

何気ない春の田園風景。その美しさの間を抜けて車が走ります。

「新・日本街路樹百景」選定『マキノ高原のメタセコイア並木』。1981年(昭和56年)から整備が始まったとのこと。鉄道ではありませんが、休憩をかねてしばし撮影。メタセコイアは四季折々の風景が楽しめるそうで、鉄道撮影のついでにちょっと寄るのも楽しそう。

白鬚(しらひげ)神社の白鬚大鳥居。琵琶湖らしい風景。だと勝手に決めつける私。1日かけての琵琶湖周遊。間違いなく旅をしている私。

2021年04月13日 9時57分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(2)近江鉄道/愛知川橋梁。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

移動途中の菩提寺パーキングエリア。タヌキさんが清水さんに見えた。

近江鉄道/五箇荘~愛知川間の愛知川橋梁。

桜の満開を予想してこの日を選んだとのことでしたが、今年の桜は1週間ほど早かったようです。

12:23頃、1806レ/貴生川発米原行き。

13:02頃、1807レ/米原発貴生川行き。

快晴!

のんびりと待ち、そしてシャッターを押す。

振り向けば新幹線が走るこの場所。位置的には逆光なのですが、こんな写真が撮れました。

公共の駐車スペースが隣接し、徒歩5分圏内にファストフード店、コンビニ等もあり、来年また来ようか思った次第。

2021年04月12日 22時09分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(1-2)東海道線/石山~瀬田間。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、琵琶湖周遊鉄道撮影。9:34、瀬田川ではカヌー、カヤック、ボートをする人たちを見かけます。この場所ならでは風景でしょう。

9:54、724T/姫路発米原行き。ほんのちょっとの太陽ギラリは前に通過した電車で確認していましたが川に反射光が来たのは想定外でした。これで左上の桜が咲いていたら申し分無しだったのですが…。

10:07、726T/姫路発野洲行き。

次の桜の季節が来たらもう一度この地に立ちたい。

清水さんがいたからこそ撮影出来た数々の写真。

2021年04月11日 22時52分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(1)東海道線/石山~瀬田間。

昨日(4月10日)は昨年4月に急逝された鉄道写真家 清水薫さんの一周忌に合わせ、彼がこよなく愛した地元/滋賀県の鉄道撮影地を巡りました。
集まったのは彼の写真教室の生徒さん、撮影ツアーの参加者、仕事仲間、友人の方々。
最初の撮影地には奥様とお母様も来られ、皆で黙祷を捧げました。
私と清水さんとのご縁は知人の紹介がきっかけでしたが、撮影ツアーに参加したり、写真教室の生徒さんやご友人の方達との年に2回の「呑み会」だったり、親しくさせて頂いていました
そう言えば2019年7月21日には鉄道カラオケ/名鉄バージョンも一緒に行き、歌ならぬなりきり「運転士」「車掌」を楽しみました。
いつもにこやか。それは今回ご一緒させて頂いた方々が口を揃えて仰っていたこと。本当にその通り。
ねえ清水さん。やっぱり56歳は早すぎるよ。
集合はJR西日本/東海道線石山駅。
芭蕉さんがお出迎え。
最初の撮影地はJR西日本/東海道線石山~瀬田間の瀬田川橋梁。
9:21、743T/米原発加古川行き。
9:24、720T/姫路発米原行き。
9:28、3431M/米原発姫路行き(新快速)。
振り返れば東海道新幹線。ただ防音壁が高く、今ひとつ。夕暮れ時にスローシャッターで、電車が流れるような写真を撮ってみたいと思った。


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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!