中京テレビ

2021年12月20日 16時26分

鉄印帳の旅(55)肥薩おれんじ鉄道。

南阿蘇鉄道からの流れで、その日のうちに訪れた肥薩おれんじ鉄道の鉄印収集の旅。

高森駅前のラーメン屋さんで腹ごしらえ。ごちそうさまでした。

高森駅発13;30 産交バス 快速たかもり号

熊本空港着14:33

一旦熊本空港に戻ります。

実は熊本空港から八代市まではバスが出ているのです。

熊本空港発15:15 神園交通「すーぱーばんぺいゆ」

八代駅着16:13

熊本空港での待ち時間はあるものの、熊本空港~熊本駅間のバスの所要時間は約1時間なので、熊本空港(高森町)から八代駅に向かうにはベストな選択だと思いました。

関東で言えば、房総半島各地と関東各地の移動の際に、羽田空港をハブにしてバスでの移動はよくあるパターンと聞いており、今回は正にそれの熊本版。

新八代駅も経由しており、ここまでくれば八代駅はもう直ぐ。

八代駅。肥薩おれんじ鉄道の八代駅もここにあるかと思いきや。

ほんの少し離れたところに駅がありました。

鉄印帳収集の方は350円以上の乗車券を購入してくださいとのこと。

手書きありとのことでしたので、頑張って記帳して頂きました。

さていずれにしても乗らずに鉄印はしたくないので、1駅のみの旅に出発。

八代駅発16:42

肥後高田駅着16:48

肥後高田駅発16:49

八代駅着16:57

後のスケジュールを考えればこれしか選択肢が無かったのですが、行き違いの駅で、しかも階段を渡らなければならない。

万が一、列車が遅れる懸念もあり肥後高田駅まではタクシーで向かいました。ところでこの肥後高田駅=ひごこうだえきで、何とも言えない難読駅では無いかと思っています。

朝の通学時間帯に1往復のみこの駅と八代駅を結ぶ列車あります。当初乗ろうかと思った出水行き。

2両目はくまモンラッピングでした。

乗車する新八代駅行きの到着。結果論で言えば肥薩おれんじ鉄道で往復できました。

球磨川の最下流にある鉄道橋、球磨川橋梁。ネットで調べた限りですが、1922年(大正11年)に竣工したワーレントラスの4連の橋梁だそうで、歴史的建造物と言えそうです。

2021年12月19日 21時57分

鉄印帳の旅(54)南阿蘇鉄道の魅力。

12月13日の鉄印帳の旅。

神宮前駅発06:57 ミュースカイ

中部国際空港駅着07:20

からのスタート。「夜明けのスキャット」とか「恋の季節」の「夜明けのコーヒー」というサビの部分とかが頭を巡っても、この気分はアラカン世代以上にしか分からない。ただ朝日を見るとそんな曲が頭を巡ります。

大分空港の上空を通り、一路熊本空港を目指します。

中部国際空港発07:55 ANA331便

熊本空港着09:30

熊本空港で見つけた「熊本復興プロジェクト」。

熊本県内各地で仲間が活動しているようです。

熊本県高森町の南阿蘇鉄道高森駅。そこではちゃんと船大工さんが汗を流していました。

さて熊本空港からのバスを降りて中松駅へ。

中松駅のホームにあったコンクリートが欠けた部分。1,945年(昭和20年)5月13日、この駅に停車中の列車に向けられた米軍の戦闘機による機銃掃射の跡とのこと。第二次世界大戦の傷跡が自然豊かな阿蘇の地にあるとは思いもしませんでした。

中松駅を出て高森駅に向かう。列車はゆったりとした速度で運行されており、名所であったり絶景ポイントでは運転士さんの解説が放送されるなど、観光客向けには最上のもてなしとなっています。あまりに素晴らしい風景の連続に声も出ない。

終着の高森駅。列車がただ停まっているだけなのに、背景となる山の風景のおかげで絵になります。

2021年12月18日 15時50分

鉄印帳の旅(53)南阿蘇鉄道のクリスマストレイン(南阿蘇鉄道イルミトレイン)。

今週月曜日(12月13日)、南阿蘇鉄道の鉄印を授かりに行ってきました。昨日UPした阿武隈急行からの流れではありませんが、季節の話題と言うことで南阿蘇鉄道を一足お先に紹介します。
南阿蘇鉄道は現在、高森駅~中松駅間で3往復の運転が行われており、内2往復は今月25日までクリスマストレイン(南阿蘇鉄道イルミトレイン)となっています。
私は今回、中松駅発12:15 南阿蘇鉄道 B9007
高森駅着12:40
の列車に乗車しました・
中松駅停車中のクリスマストレイン(南阿蘇鉄道イルミトレイン)。
乗ってビックリ。運転席の横には大きなクリスマスツリー。
車内全体に飾られたイルミネーション。動画では良く分かるのですが、静止画では伝わらないのが残念。
とにかく飾り付けが相当に凝っています。
運転士さんがサンタさんという演出は、日本の鉄道の定期列車史上ひょっとしたら初めて見る光景かも。とにかく楽しさ満載のクリスマストレイン(南阿蘇鉄道イルミトレイン)。
※運転士さんの写真ですが、ネットでの公開も可ということでした。但し、運転中の様子は撮影していません。
私は、今回出掛ける前に南阿蘇鉄道ウェブサイトで『「南阿蘇鉄道イルミトレイン」運行のお知らせ』は読んでいたのですが、その時はあまりピンときていませんでした。高齢化に伴ってアンテナの感度が落ちているようです。
ただ残念なことに私が乗車したB9007の乗客は私一人。
もう残り僅かの期間しか運転されませんが、一人でも多くの方にこの列車を楽しんで欲しいと思います。
この南阿蘇鉄道へのアクセスですが、今回の場合、
阿蘇くまもと空港発11:06 産交バス「快速たかもり号」
※熊本駅前にもバス停あり。平日は1日4往復。
中松駅前着11:42
で移動しており、中松駅では約30分の待ち時間で接続。
戻りは高森駅近くの高森中央発13:30で、思ったよりも効率よく回ることが出来ました。
きっかけは熊本空港のウェブサイトの「交通アクセス」。熊本駅からなら高森に向かうバスはあるだろうと予想はしていたものの、それが熊本空港を経由し、なおかつ「中松駅前」というバス停を見つけたときには小躍りしてしまいました。と思いつつ、現在の南阿蘇鉄道の終点が中松駅であることの理由に、このバス停の存在があるのかも知れないですね。

2021年10月22日 10時21分

くま川鉄道の鉄印。

くま川鉄道は豪雨災害で被災し、昨年(2020年)7月4日から現在全線で運休しています。

くま川鉄道の鉄印は現在、現地での直接販売はしておらず、「鉄印+グッズと合わせてインターネット販売のみ」となっています。

これは先般、クリアファイル(くまモン駅長)+缶バッジのセットで購入した物。本来ならば鉄印帳・乗車券の確認とかが必要とは思うものの、鉄印収集をする方へのまずは現実的な対応でしょう。

私としては全線復旧までの期間限定イベントであるレールサイクル「くまチャリ」を体験しつつ上記の購入をしたかったのですが、「くまチャリ」は1人参加NGのため、体験は諦めました。いつかは乗車し、名実ともに「鉄印」を手にしたことにしたいと考えています。

2014年10月8日のKT-500形「田園シンフォニー」。

今年の3月に「11月から部分運行再開を目指す」との記事が一部で出ていましたがその後の報道がなく、もう少し時間がかかるのかも知れません。

2020年8月1日にこのブログで「くま川鉄道復興祈願切符」のことを書きましたが、取りあえず今名古屋にいて出来ることをしておきたいと思い、今回も鉄印を購入しました。

2021年03月31日 22時15分

祝!!ギネス世界記録認定!島英雄さんが作った段ボール製実物大C62形蒸気機関車。

島英雄さん、おめでとうございます!!

この段ボールで出来た実物大のC62形蒸気機関車。段ボール工芸家/島英雄さんの渾身の作品です。

写真は2018年11月2日~11日の10日間、中京テレビ本社ロビーにて「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ2018秋」のメインとして展示された時のもの。

そしてそのC62がこの3月4日、何とギネス世界記録に認定されました。

以下、ギネスのホームページからの転載です。

The largest cardboard sculpture of a vehicle is 22.18 m (72 ft 9.23 in) long, 4.05 m (13 ft 3.45 in) tall and 2.82 m (9 ft 3.02 in) wide and was achieved by Hideo Shima (Japan) in Nankan Town, Kumamoto, Japan, on 4 March 2021.

Shima has built 3 other life-size cardboard sculptures of locomotives.

要約すれば世界最大の段ボール製立体芸術としての車両ということになります。

思えば2017年10月7日、九州芸文館(福岡県筑後市)でこのC62と出会い、実物大というより、段ボールで出来ていることを除けば、これはもう実物そのものだと感動したことを今でも覚えています。島さんの了解を得、その想いを胸にイベントの企画書を書き、それが実現し、見に来てくれた多くの方から「凄い!」の言葉を聞いたとき、担当者としてそれは本当に幸せな時間でした。

イベントというのは一(無)から創り上げるものと、現にあるものをテーマに組み上げていくパターンがあると思っています。ただ何れにしろ「本物」だけが、会場に来て頂いた方に満足を与えるものであることを疑う余地はないでしょう。

島さんがコツコツと作り続けてきた段ボール製の蒸気機関車達。そのC62がギネス世界記録で認定されたのは正に本物の持つ力が認められたのだと思っています。

 

(現在のC62の展示場所)

HOTEL SEKIA ホテルセキア

〒861-0804 熊本県玉名郡南関町大字関村1556

 

それでは段ボール製C62の組み立て作業のタイムラプス、2分36秒をお楽しみ下さい。

2021年03月25日 17時01分

みなさんの国鉄。日本最東端の駅と最南端の駅。

今日はNPO法人名古屋レール・アーカイブスに寄贈された資料からの話題。

表紙はリニア/ML100。場所は国鉄/鉄道技術研究所(現在の財団法人鉄道総合技術研究所)。

1973年(昭和48年)3月、日本国有鉄道名古屋鉄道管理局総務部広報課発行。

ただこの「こくてつナンバーワン」を始め、内容は当時の名古屋鉄道管理局管内に留まらず、全国規模の記事。

ところで目についた東西南北の駅一覧。

同じ項目の少し後の年に発行された東西南北の駅一覧。

西大山駅は1960年(昭和35年)3月22日の開業で、東根室駅は1961年(昭和36年)9月1日の開業。何れも1973年には開業しており、どうしてこうなったかは不明。

でも私が鉄道に本格的に目覚めた10代の頃(昭和40年代位)、最南端は「山川駅」で最東端は「根室駅」という風になっていた何かの記事を読んだ記憶が薄らとあります。

これで揚げ足を取る気は無く、思い出の一ページの振り返りです。

2020年08月01日 23時08分

くま川鉄道復興祈願切符。

本日、「御礼」と記された宅配便を受け取りました。

くま川鉄道復興祈願切符。

駅名を書いた場所に入場券を入れてみました。

入場券…190円×14駅=2660円

乗車券…340円

以上を足し合わせて3000円。

オマケの硬券。ウルッと来た。

ささやかな応援。私に出来ること。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!