雪月花は直江津駅で折り返し、妙高高原駅に向かいます。
※直江津駅着14:49,発は14:57。
13:59から始まった少し遅めの昼食。

直江津駅に到着する頃にはこの3段のお重は全て私の体の中。美味しかった。

二本木駅。15:26着、15:38発。それにしてもえちごトキめき鉄道って、面白い形態の駅が2つもある珍しい(楽しい)鉄道会社。そしてその2つに雪月花はきっちり停車。

この駅に何があるかって言えばスイッチバック。
雪月花の場合、まずはこの写真の一番奥、2本ある線路の内、左にカーブしている線(引上線)にまず入ります。

車内から撮影。この時点で引上線に停車中。左側の坂を上る線が本線で、この駅を通過する列車は、引上線に入らずポイントを渡っていきます。

この列車は二本木駅発15:27の2357M直江津駅行き。手前に向かってくるのでは無く、先ほど雪月花が入った引上線に向かっています。
そこから丁度車体の影になっていて分かりにくいのですが、折り返し左に向かう本線を下って行くことになります。

スイッチバックの駅での撮影はこれくらいにしておきます。改めて駅のホームは眺めれば昭和の香り。

ところでこの駅の施設の多くは登録有形文化財となっています。(この写真はランプ小屋)
(1)二本木駅駅舎 (明治 43 年築) 冬の採光を目的とした高窓が残る、鉄道草創期における雪国の木造駅舎です。
(2)二本木駅ホーム上屋 (昭和 12 年築) 大正後期の米国製古レールと昭和前期の国産古レールを柱に使用した上屋です。
(3)二本木駅ホーム待合所 (昭和 10 年築) 壁の赤色塗と柱や梁の白色塗が特徴的な、築 80 年以上の待合所です。
(4)二本木駅地下道及び上屋 (昭和 16 年及び 17 年築) この付近の鉄道施設では唯一の、戦前製コンクリート造地下道とその上屋です。
(5)二本木駅倉庫 (明治 43 年築) 開業期から残る木造の倉庫で、小屋組はトラス構造と、西洋技術を活用しています。
(6)二本木駅ランプ小屋 (明治 43 年築) 開業期から残る赤レンガ造の建物で、かつては車内灯燃料油を保管していました。
(7)二本木駅スイッチバック線雪囲い(大正 11 年築) 線路を雪から守るために造られた、明治末期の国産古レールを柱に使った雪囲いです。 全長 112 メートルの長大な建造物で、豪雪地帯の駅の独特な景観を形成しています。
2019 年3月 19 日のえちごトキめき鉄道のプレスリリースのほぼ転載ですが、二本木駅に行かれるなら少しで良いので気に留めて頂ければと思います。
ところで今回アップした写真に上記7つのうち、一体いくつ写っているのでしょうか?