東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の各都府県に緊急事態宣言が発令されました。

突然ですが「私が会員となっている」と時折書いているNPO法人名古屋レール・アーカイブスは、趣味人の集まりなのですが、「法人」です。

アルコール除菌スプレーが手に入らないので、せめての用意でハンドソープと除菌ウェットティッシュを事務所に置いているのは、小なりと言えども「法人」としての責務と思っています。
「法人」なので一般的な企業と同じように対外的な活動があります。例えば近々では一昨日放送の『前略、大とくさん』に写真を貸し出しています。また現在進行形で出版社との企画協力の話もあったりします。
それらの収入に伴う活動があっても、私を含めた作業に携わった会員に給与等の支払いはありません。もっと言えば年会費を払っており、つまるところお金を払って会としての活動をボランティアで行っているのです。

現在、月に2回行っている会としての公式活動である資料整理、フィルムのデジタル化などは、「不要不急」ということで休止しています。
一方、写真の貸出であったり法人としての義務を果たすための活動は止められません。
先に書いた通り、趣味人の集まりなので、普段はあまり「法人としての責務」とか深くは考えていませんでした。しかし法人として行わなればならないことはそれなりにあり、今回ばかりは「法人の維持」のための作業を改めて自分自身に問い直すきっかけとなっています。