2021年06月24日 17時32分
NPO法人名古屋レール・アーカイブスへの寄贈品の一つ。
本来ならばグッズ系はNPO法人名古屋レール・アーカイブスとしては保存、管理はしないのですが、これは例外。
日本車輛製造株式会社の80周年記念トランプ。
1976年(昭和51年)のもの。
JOKERのカードはあくまでもJOKERらしい車両が並んでいる。新交通システムVONAってもう忘れていた。
個人的なチョイス。
全てのカードを一枚ずつ確認したくなるので、きっとゲームにならない。(笑)
NPO法人名古屋レール・アーカイブスへの寄贈品の一つ。
本来ならばグッズ系はNPO法人名古屋レール・アーカイブスとしては保存、管理はしないのですが、これは例外。
日本車輛製造株式会社の80周年記念トランプ。
1976年(昭和51年)のもの。
JOKERのカードはあくまでもJOKERらしい車両が並んでいる。新交通システムVONAってもう忘れていた。
個人的なチョイス。
全てのカードを一枚ずつ確認したくなるので、きっとゲームにならない。(笑)
近鉄の「ひのとり運行開始1周年記念入場券。
硬券の入場券。実際に使えますが、使う人はきっといないでしょう。でも時々猛烈に受かってみたくなり、記念入場券に改札の押印を入れてもらいたくなります。
名鉄の最近の記念入場券。磁気式で、「限定」というしばりがなくなり、収集マニアとしては、買うことは買うものの収集意欲は多少そがれるかも知れません。一方で、発売期間内ならばいつでも手に入るというメリットがあります。(だから両方とも私の手元にある)
今日はどちらがマニアの心をくすぐるかという比較対象の話しでは無く、磁気式でOKなので、1色だというのが残念と言うのが私個人の感想。せめて2~3色になればといいなあと思いつつも、きっと難しいのでしょうね。
ところでなぜ、唐突にそんなことを思ったのか?それは名探偵コナンとパノラマカーだから。コナンは総天然色のアニメですし、パノラマカーはやっぱり赤くないと気分が出ないという何とも個人的な理由です。
東山動植物園に保存されているモノレール。詳細は割愛しますが、名古屋市民で、なおかつ何度もこの東山動植物園に来ている人にも知名度が本当に低いのが残念な存在です。
原因の一つに、かつて駅があった場所にそのまま保存されており、車体が周りから見えにくいことが考えられます。
また1964年(昭和39年)2月8日に開業し、1974年(昭和49年)12月18日に廃止と活躍した時期が短く、恐らくアラカン世代以上の年齢の方で無いと思い出に繋がらないこともあると考えられます。
もっとも保存している名古屋市もほぼ放置状態なので、余計に市民の関心は低そうです。私、個人的には定期的に車内見学でもしてくれれば保存のしがいもあると思っていますが、さてどうなることやら。
名古屋市役所のウェブサイトに『国指定文化財(建造物)一覧』というサイトがあります。
これは国指定重要文化財のことであり、名古屋市内であれば名古屋市庁舎、愛知県庁舎などがあり、そこに「東山植物園温室前館」も載っています。
以下、文化庁の国指定文化財データベースからの転載。
『名古屋市東山植物園温室前館は,園内の中核施設として市土木部建築課の設計により,昭和11年に建設された。
平面は,中央ヤシ室,東翼のシダ室及び西翼の多肉植物室を東西の花卉室で繋ぎ,中央ヤシ室の正面中央に玄関を張り出している。
構造は,基礎と腰の部分を鉄筋コンクリート造とし,アングル材を主とした鉄骨で架構をつくり,ガラスを張る。架構の主要部は全て電弧熔接により施工されている。
名古屋市東山植物園温室前館は,我が国最初期の本格的な鉄骨造温室建築として重要であり,鉄とガラスによる建築物の造形的特質を良く示している。また,我が国最初期の全熔接建築物として建築技術史上,高い価値がある。』
指定されたのは2006年(平成18年)12月19日。その当時の印象があまりないので申し訳ありませんが、今回はその保守修理工事が終わったというニュースがあって、初めてこの建物が重要文化財だと知りました。
学校の遠足で入り、それ以降、多分数度は入っているものの前回いつ行ったのかは記憶がありません。が、それでも1歩足を踏み入れれば私にとっては昔と変わらぬ姿。
東山動植物園の内、植物園が開園したのは1937年(昭和12年)3月3日。(※東山動植物園公式HP)
※「東山植物園温室前館」の完成はその前年。
当時の絵葉書「名古屋名勝」に入っていた8枚の写真の一つが「東山植物園温室前館」。名古屋城、大須観音、日泰寺などと並び、名古屋を代表する観光地だったという証となります。
この昭和12年という時代の名古屋は、昭和9年に人口が100万人を突破(※名古屋市役所のウェブサイト)し、東洋一の駅舎と言われた名古屋駅(今のJR名古屋駅)が開業(それまであった笹島から線路を高架化して移転)。そして入場者数が480万人と言われた「名古屋汎太平洋平和博覧会」の開催と、勢いがあった時代だったと思います。
ところで今回、「東山植物園温室前館」を紹介したわけ。
目の前を走るモノレールを撮影出来る。
ではなく、名古屋市内の公共交通を語る上で、重要な場所だからです。
当時の名古屋市電が東山公園に達したのは1937年(昭和12年)2月27日。名古屋市営地下鉄東山線が東山公園まだ開業したのは1963年(昭和38年)4月1日。
来年(2022年)は名古屋の市営交通の100周年。今私は、それがあって名古屋の公共交通機関の歴史を調べ始めています。
もしも東山動植物園がこの地につくられなかったら、それでも名古屋の町は東に膨張していったのでしょうか?そんな歴史の「もしも」を妄想しつつ今日はこのブログを書いてみました。
中京テレビの鉄道番組、鉄道イベントにいつもご協力頂いていますホリプロマネージャー南田裕介さん、女子鉄アナウンサー久野知美さんのトークイベントが今月末の6月27日(日)に開催されます。
会場は名鉄神宮前駅すぐの「名鉄カルチャースクール神宮前」。
実は会場の名鉄カルチャースクール神宮前は今月限りで閉校。そしてその最後を飾ることになったのがこのイベントです。
まずは久野知美さんのイベント。
■『~名鉄カルチャーさよなら運転~女子鉄アナウンサー久野知美の女子テツ談義』
●2021年6月27日(日)10:30~12:00
そして南田裕介さん。
■『~名鉄カルチャーさよなら運転~ホリプロマネージャー南田裕介のテツ談義』
●2021年6月27日(日)13:30~15:00
詳しくは
*PC、スマホからは検索「名鉄カルチャースクール」からの「おすすめ講座から探す」⇒「1DAYレッスン(入会金不要)」⇒これで出てきたページに各回のトップ画面があり、それをクリックすると詳細&申込画面があります。
*電話でのお問い合わせは052-683-2323です。
*この日曜日からの募集で、現時点(このブログを書いている時点)ではまだ空きがありましたが、満席になっていましたらごめんなさい。
さてさてどんな話が出てくるか?そして毎度盛り上がりすぎて延着必至のお二人のトーク。さて今回は如(いか)に。
名古屋では久しぶりの登場。待ち遠しいですね。
月刊鉄道ファン(交友社)の2021年7月号は創刊60周年記念号。特集は赤いパノラマ。右下に名鉄7000系と小田急70000系のイラストあり。
今から60年前の1961年7月号。鉄道ファン(交友社)の創刊号です。表紙を飾ったのは名鉄パノラマカー。昨日60周年の記念乗車券、入場券が発売開始となりましたが、何と鉄道ファンの創刊号の表紙は、出来たてほやほや、最新にして最先端の我らがパノラマカー、名鉄7000系でした。
この日以後、鉄道ファンは鉄道趣味誌のトップランナーとしていつも鉄道愛好家と歩んで来ました。
創刊号の裏表紙。広告なのですがそこにあったのは「パノラマカー」。堂々と書かれた「デラックス特急」の文字に嘘偽りはなく、以後日本を代表する電車の1つとして愛されてきました。
余談ですが、私は名鉄の運転士をされていた方で、パノラマカーを運転したくて関東から名古屋鉄道に就職した方を知っています。それほどの価値のある電車でした。
創刊号にあった「名鉄パノラマ・カー登場」の記事。今は「パノラマカー」ですが、登場時、名鉄の社内では「パノラマ・カー」だったのでしょう。
何せ筆者はパノラマカー生みの親「白井昭」氏ですから。
唐突ですが鉄道ファンの1967年(昭和42年)2月号。実はこの号、13歳の私が初めて買った鉄道雑誌。この本がきっかけで私が本格的に「鉄道趣味」の道に導かれたのは間違いありません。そして今、こうして鉄道ブログを書いています。
祝!!「月刊鉄道ファン(交友社)」60周年!
滋賀県犬上郡多賀町、多賀大社の近くにD51 1149 (ナンバープレートはD51 999)が保存というかほぼ放置されています。
この写真では分かり難いですが、D51の手前には桜の木が植えられています。
UPにすると桜が咲いているのが分かります。
出掛けたのは3月27日。彦根城などの開花状況を調べこの日にしたのですが、4~5日早かったですね。
錆の浮き上がったD51を見ることは心が痛みますが、どうせ記録で出掛けるならば、一番華やかな時期に撮影しようと思っていました。
ここまでの状態となると、恐らく静態展示であっても、見映えのするまで復元することはかなりの困難が予想されます。
今後、何らかの良い動きが出ることをただ願うばかりです。
300円ガチャ。
N700Sがあるんですね。知らなかっただけに驚いた。
メジャートレイン。表面は博多を起点に、
東京駅までの駅名が並んでいます。
裏面は実用品のメジャー。1メートル強。
「東海道・山陽新幹線」「新幹線N700sのぞみ」と書かれたブロックがほぼ同じ長さとするならば、このメジャーで名古屋駅は博多から何センチのところにあるのでしょうか?
答えは66センチ。
だから何なのか?と言われるとちょっと恥ずかしい。
ガチャではなく普通の商品を一つ、線路のマスキングテープ。
最近は本当にいろいろあって楽しいですね。
島英雄さん、おめでとうございます!!
この段ボールで出来た実物大のC62形蒸気機関車。段ボール工芸家/島英雄さんの渾身の作品です。
写真は2018年11月2日~11日の10日間、中京テレビ本社ロビーにて「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ2018秋」のメインとして展示された時のもの。
そしてそのC62がこの3月4日、何とギネス世界記録に認定されました。
以下、ギネスのホームページからの転載です。
The largest cardboard sculpture of a vehicle is 22.18 m (72 ft 9.23 in) long, 4.05 m (13 ft 3.45 in) tall and 2.82 m (9 ft 3.02 in) wide and was achieved by Hideo Shima (Japan) in Nankan Town, Kumamoto, Japan, on 4 March 2021.
Shima has built 3 other life-size cardboard sculptures of locomotives.
要約すれば世界最大の段ボール製立体芸術としての車両ということになります。
思えば2017年10月7日、九州芸文館(福岡県筑後市)でこのC62と出会い、実物大というより、段ボールで出来ていることを除けば、これはもう実物そのものだと感動したことを今でも覚えています。島さんの了解を得、その想いを胸にイベントの企画書を書き、それが実現し、見に来てくれた多くの方から「凄い!」の言葉を聞いたとき、担当者としてそれは本当に幸せな時間でした。
イベントというのは一(無)から創り上げるものと、現にあるものをテーマに組み上げていくパターンがあると思っています。ただ何れにしろ「本物」だけが、会場に来て頂いた方に満足を与えるものであることを疑う余地はないでしょう。
島さんがコツコツと作り続けてきた段ボール製の蒸気機関車達。そのC62がギネス世界記録で認定されたのは正に本物の持つ力が認められたのだと思っています。
(現在のC62の展示場所)
HOTEL SEKIA ホテルセキア
〒861-0804 熊本県玉名郡南関町大字関村1556
それでは段ボール製C62の組み立て作業のタイムラプス、2分36秒をお楽しみ下さい。