2022年01月06日 22時15分

鉄印帳の旅(67)会津鉄道会津田島駅。

会津鉄道の鉄印と会津若松駅~東武日光駅間の乗車券。鉄印は直書き。そのため時間に余裕が必要です。

ところで会津若松駅から東武日光(東武鉄道)駅への乗車券が発券出来るとは知りませんでした。JR東日本~(西若松)~会津鉄道~(会津高原尾瀬口駅)~野岩鉄道~(新藤原駅)~東武鉄道という4社連続の片道乗車券。有効期間は2日で何と途中下車もOK!

実は会津若松駅でこの日最初の下車駅である会津田島駅までの乗車券を自動券売機で買おうとしたところ、結構な金額。そこで緑の窓口で、会津田島駅までの乗車券をクレジットカードで買えるかどうか聞いたらOKとのこと。

そして駅員さんから「最終的にどこまで行かれますか?」と聞かれたので、「東武日光まで」と答えたら「発券できます」という流れでした。聞いてみるものですね。

家に戻ってから乗車券に詳しいAさんから「東武鉄道の浅草駅から会津若松駅への乗車券も発券されます。」と教えて頂き、続いてBさんからは「社線連絡切符は、3社まで発券可能なのだが、需要があるので企画切符の形で4社連絡で発券している。因みに100km超えたら、途中下車も可能。」と情報提供を頂きました。

私にとっては偶然の産物で手にしたこの乗車券ですが、どうやら乗車券マニアには堪らない1枚のようです。

(11月25日/木)

会津若松駅発06:56 会津鉄道3151D AIZUマウントエクスプレス2号

会津田島駅着08:05

【会津鉄道の鉄印授与】

会津田島駅発09:02 会津鉄道~野岩鉄道 852レ 区間快速

新藤原駅着 09:58

【野岩鉄道の鉄印授与】

新藤原駅発  10:27 314レ

鬼怒川温泉駅着 10:35 直通

鬼怒川温泉駅発 10:47

下今市駅着  11:14

下今市駅発  11:28  SL大樹ふたら71号

東武日光駅着 11:51

この日の前半戦のスケジュールが以上。

今回は、「AIZUマウントエクスプレス2号」と「SL大樹ふたら71号」が“旅”のポイント。

山間(やまあい)に分け入り、ひた走る。

会津田島駅到着。

鉄道むすめがお出迎え。

南会津町の中心駅、会津田島駅は思いのほか立派な駅舎。

時間があるので、駅前に保存されているC11254の見学。

ただ乗っているだけでは出会えない。そして鉄印を授与してもらう時間が必要だからこの駅に1時間も滞在している。そんなことの積み重ねがあってこの機関車との出会いがある。

火の入ったストーブ。炎を見ているだけでも暖かに感じる。

駅構内に地酒の立ち呑みのお店あり。

自動販売機で買うお酒。たださすがに朝の8時過ぎから呑み始める勇気無し。残念。今は「どうして呑まなかったのだろう?」と後悔している。

会津田島駅構内。跨線橋は老朽化のため使えないとのこと。列車を止めないと撤去工事は難しそうですね。

2022年01月05日 15時22分

鉄印帳の旅(66)会津鉄道。

鉄印帳の旅としては昨年12月17日にアップした阿武隈急行の続きとなります。また今年の連載も皆さんが鉄印収集する際の何某かの参考になれば嬉しく思います。

さて11月25日の鉄印帳の旅。スタートは会津若松駅。

6:20。年寄りは朝の目覚めが早い。だけではない旅の朝。

C57の動輪は、会津若松駅のシンボル的存在。

おっと、赤べこも負けていません。

GV-E400系は初めて見ました。

会津若松駅発06:56 会津鉄道3151D AIZUマウントエクスプレス2号

会津田島駅着08:05

この日最初の鉄印は会津鉄道。折角なのでAIZUマウントエクスプレスに乗車。

車内は快適なクロスシート。

乗った列車は一般車両との2両編成で、こちらは一般車両。これはこれで十分な観光列車の車内と言えます。

門田駅(もんでんえき)で行き違った会津若松駅行き。高校生で満員でした。

朝日!何故か幸せな気分になります。

朝霧を横目にひた走る列車。

芦ノ牧温泉駅にあった「あいづっこ宣言」。会津若松市のウェブサイトに詳細な解説がありましたが、昨年が策定20周年でした。

さて私は、敬われる年上なのでしょうか?自戒の念を込めて読んでみた。

2022年01月04日 14時25分

月一の鉄道模型講座と書籍「名鉄編成図鑑」の紹介。

遅くなりましたが12月24日の鉄道模型講座の報告。ジオラマの土台の部分の修正からスタート。

1枚目の写真ではフラットに見える土台部分ですが、カッターで切り出しているので、実は結構デコボコしています。それを水平にすべく丁寧に切り出していきます。

この日のメインはまずは道路想定の場所に色紙を貼り、その上に切り出したスタイロフォームを糊付け。細長いブロックと四角いブロックの間は道路で、その道路を高架で乗り越えます。その橋脚となる部分は別のバーツを取り付けるため、少しカットしました。

ここまででこの日の作業は終了。ここのところ、行けるうちの鉄印帳の旅をしており、自宅作業はしていません。よって建設工事は遅れ気味。

さて今日の話題は昨年12月15日に発行された「名鉄編成図鑑」(発行:ネコ・パブリッシング)。

私のとなりに写っているのはこの本の解説を書かれている山田司さんで、私とは10年以上のお付き合いのある方。そして私が参加している鉄道模型講座の講師でもあります。

名古屋で長年暮らしているとあまりにも身近なため、名鉄電車の編成の多様さはあまり気付いていません。でも実は、不思議なというか面白い編成で走る電車の宝庫で、今回の本はそれに目を付け、写真とイラストで紹介しているのが味噌です。これまで出版された名鉄本の中で、これほど多くの編成写真とイラストを掲載している書籍は無いはず。

それでこの写真ですが、私の一押し、パノラマカーもどきの7300系と3400系の組み合わせ。7300系は外観こそ新しいですが、足回りが旧型のためこうした連結が可能でした。懐かしの1枚。

一方、山田さんのお勧めはこの1枚。同じ3400系との組み合わせでも相手はモ800形両運転台。少しクセが強めの1枚。

精密なイラストは近藤克実氏によるもの。このページのスケールは1/150なので、Nゲージをやっている方には参考になります。因みにですが、何が凄い(面白い)かと言えば床下機器などのディテール。これを参考にとことんこだわったモデル製作は如何でしょうか?

もっとも老眼の私はそうした無謀な挑戦はしません。(出来ません。が、正解ですね)

名鉄のユニーク編成で最近話題となった1枚。去年の6月26日の撮影。名鉄電車の編成は楽しい。

2022年01月03日 21時52分

京都鉄道博物館のお正月。

昨日(1月2日)は京都鉄道博物館へ行ってきました。

東海道新幹線米原駅の手前、美しい雪景色の中にすっくと立つ伊吹山。見事な風景。

まず目に入る旧二条駅舎。日の丸を掲げ祝賀ムードを漂わせています。

1月10日までの土・日・祝日のみ、きかんしゃトーマスが転車台に乗ってお話しをします。

お正月にここにやってくる目的はこれ!!毎年恒例の人気イベント「新春SL頭出し展示」です。

お召仕様のC51239。

B20形の顔出しは何だか可愛い。

トーマシイベントの後はSLスチーム号。

昨日は天候に恵まれたこともあり気温以上に温かく感じ、窓のない客車でも寒く感じることはありませんでした。

3階のスカイテラスから撮影。頻繁に来る新幹線の列車を見るにつけ日常が今、戻っている気分にさせてくれました。これが長く続くことをただ願っています。

京都タワーもザ・京都という風景ですね。

最後はジオラマコーナー。

よく見ると名鉄2200系電車がいる。知らなかったなあ、名鉄電車がいるなんて。

帰り道。近江鉄道の線路はまだ雪景色。除雪が相当に大変だったと聞いています。

2022年01月02日 10時58分

地下鉄名城線神宮西駅。

昨日(元旦)は熱田神宮に初詣。

参道に大きなビジョンがあり驚き!!

おみくじを引きました。

旅行は、、、近きところ…とは悩ましい。

地下鉄名城線神宮西駅の改札口を入ったところに、新年に相応しいこれほど立派で生け花があることを知りませんでした。これだけでも十分、お正月気分。

2022年01月01日 0時01分

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

皆さま、あけましておめでとうございます。コロナ禍がまだまだ予断を許さない中、今年も慎重に、そして楽しく鉄道趣味に勤しむ(いそしむ)所存です。引続きよろしくお願いします。

2021年12月31日 17時30分

1年間ありがとうございました。

2021年が終わろうとしています。

そこで今日は今年1年間、私が見た夕景をご覧頂きます。車窓からの風景が中心です。

3月4日、JR北海道/名寄駅前。

3月5日、JR北海道/函館本線岩見沢駅付近。

7月23日、東海道新幹線三河安城駅付近。

10月8日、秋田内陸縦貫鉄道角館駅を出て羽後太田駅~西明寺駅間。

10月9日、JR東日本/羽越本線羽後亀田駅~岩城みなと駅間。

10月29日、北条鉄道法華口駅~田原駅間。

11月3日、高松琴平電気鉄道陶駅~畑田駅間。

11月4日、フジドリームエアラインズ/高知~名古屋(小牧) 。

眼下にはセントレア。

12月14日、JR九州/長崎本線佐賀駅付近。

12月15日、JR東日本/水戸線小山駅付近。

美しきかな日本の風景。

さてこの1年間、拙ブログをご覧頂きありがとうございました。

皆さま、良い年をお迎えください。

2021年12月30日 21時28分

鉄印帳の旅(65)西九州新幹線武雄温泉駅。

JRのホームからの撮影。これで正面の山に家が立ち並んでいたら面白い構図になりそうだとか思ってはみましたが、夢絵空事。

佐世保駅発15:45 みどり22号

佐賀駅着16:54

佐賀駅バスセンター発17:35 佐賀市営バス

佐賀空港着18:10

佐賀空港発  19:05  ANA458便

羽田空港着  20:40

名古屋に戻らず東京に飛んだのには訳アリ。また後日。

これから乗車する列車、783系は昭和の時代に登場したJR九州初の新型車両。車両の真ん中にドアがある独特のスタイルは、それまでの車端に1か所が一般的だった特急のデザインをリセットし、私は大いに驚きました。

Aキャビンとあるのが、明らかに他の系列にはない表示です。

ところでその使い勝手ですが、着席までまるまる一両分歩くこともあったこれまでと比べ、合理的だとも思ったのですが、この系列以降、同じスタイルの車両が出なかったのはきっと何がしかそうなるべき理由があったのでしょう。

我ら「方向幕」世代。

佐世保線武雄温泉駅が近づいてくると西九州新幹線の高架が近づいてきます。

見た感じ、工事は終えているようです。

武雄温泉駅も出来上がった感じ。名古屋にいると西九州新幹線は遠い存在ですが、こうして対面式ホームでの新在連絡駅を間近に見ればああっ、開業は現実なのだと感じます。なお佐世保線肥前山口駅~武雄温泉駅間では現在、複線化工事が行われており、私はそれをここを通るまで知らなかったのですが、考えるまでもなく確かに必要な工事で、こちらは鋭意進行中といった段階です。

佐世保線大町駅。9600形蒸気機関車(29611)が静態保存されています。佐世保に向かっている時に気付き、帰路での撮影を狙っていました。ただこの写真、夕日を浴びて蒸気機関車が黒色ではなく黄土色に見え、ナンバープレートも赤色は赤色なのですが、不気味な色に見えます。本当は普通の地味な赤色です。

列車から眺める日没。この日の旅はもうすぐ終わります。という感じですね。佐賀駅。これまで乗り換えはあっても下車は初めて。

佐賀駅バスセンターの(実証実験中とあった)バスロケーションシステム。遅れの表示はありがたいですね。

九州佐賀国際空港(バス停名は佐賀空港)に向かう佐賀市営バスの案内表示。日本語と英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語/ハングルが一目で見えることについて、私の評価は高め。理由はバス停などの表示は基本、日本語だけなので文字を「形」で認識することで、降りるバス停をきっちり認識できるのではないかと思ったからです。

それはそれとして窓外を流れるイルミネーションは、一人旅の「一人」をより感じさせてくれる小道具だとなぜか感じてしまった。

2021年12月29日 14時53分

鉄印帳の旅(64)佐世保中央駅。

松浦鉄道は佐世保駅から佐世保中央駅まで1駅乗車。

佐世保駅発14:53 松浦鉄道250Dたびら平戸口駅行き

佐世保中央駅着14:55

佐世保中央駅発15:05 松浦鉄道347D

佐世保駅着15:07

JR最西端駅から、モノレールを除く日本最先端の駅へ向かう列車に乗車。

鉄印帳に参加している第三セクター鉄道でICカードが使えるのを見たのは2社目。あいの風とやま鉄道以来です。(多分、間違っていない。)

ただ、車内に設置してあるのは初めてです。まるでICカード対応のバス会社のバスに乗ったみたいで、運賃の支払い方法も同じでした。佐世保駅を出発した列車は少しの区間、高架線を走ります。

トンネルが見えてきました。

トンネルを抜けて視界に明るさが戻る瞬間が好きです。

そのトンネルの出口に駅のホームがくっついているとは思ってもいませんでした。

出発する列車の向こう側には都会?の予感。

この鉄橋の左側が佐世保中央駅。そして右側には中佐世保駅があります。佐世保中央駅と中佐世保駅の間はたった200メートル。1990年(平成2年)3月10日に佐世保中央駅が開業した時には、鉄道線では日本最短区間として随分、話題になりました。

ではなぜそんなところに駅が出来たのでしょうか?

まず佐世保という町ですが長崎県第2の都市で人口は24万人。かなりの規模の都市であると言えます。その町の中心街にはこのようなアーケード街であったり大型のショッピングセンターや病院のあります。そしてそこから一番近い場所に出来たのが佐世保中央駅なのです。「日本一長い「さるくシティ4〇3アーケード」の駅」という愛称も佐世保中央駅にはあります。

また佐世保中央駅は9:00~18:00(休憩時間あり)で駅員さんが常駐しており、乗車券も発行されます。

たった1駅でも乗れば何がしかその鉄道の姿を知ることができます。それだから鉄道の旅がやめられない。

帰路に乗った車両のラッピング。

左が「君野イマ」で奥が「君野ミライ」。環境省のキャラクターだそうです。

2021年12月28日 14時20分

鉄印帳の旅(63)松浦鉄道。

長崎本線「吉野ヶ里公園駅」を出て暫くすると進行方向右側に吉野ヶ里歴史公園が見えます。私にとっては吉野ヶ里遺跡という呼び方に馴染みがありますが、実はこの遺跡の整備中に取材に伺ったことがあります。旅番組であることは確かですが、こことどこの観光地を組み合わせて番組にしたかが思い出せない。

シートに貼られたステッカー。コロナの時代の記録にと撮影。

佐世保駅。

振り向けば急斜面に立ち並ぶ住宅群。長崎だけではなく佐世保もだとは思っていなかった。

日本最西端佐世保駅 JR。確かにその通りなのですが、、、。ちょっと苦しいとは思うけどまあご愛敬。

佐世保駅を海側に出るとそこはもう港。不思議なもので海を見るとただそれだけで旅気分に浸れる。

松浦鉄道のホームに上がる。

九州で最後の鉄印授与。

南阿蘇鉄道、肥薩おれんじ鉄道、平成筑豊鉄道、甘木鉄道と合わせ、今回の目的達成。くま川鉄道へは今回未訪問ですが、通信販売で鉄印はすでに授り済み。今は部分開通している同鉄道ですが、今後の完全復旧時に改めて訪問することにしています。それをしなければ私の(本当の)鉄印の旅は終わりません。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!