2021年06月22日 12時07分
ジオラマの右側のポイント。実は私の失敗で、動きません。何かって言うと、線路の両サイドにバラストに見立てたパウダーがまいてあり、それを固定するために糊を使って固着させています。その作業時に、講師の方から「くれぐれもポイントのスイッチ(作動部分)には注意して下さい」と言われていたにも関わらず、ポイントの裏側に糊が回り、結局「動かずのポイント」になってしまったのです。当該作業時には十分留意し、ポイントのスイッチが動くことも確認していたのですが、糊が糊の役目を果たすまでには時間が掛かることを今回、身をもって学びました。
と、講座中にぼやいていたら、生徒の方から「多分、直ります」との有り難いお言葉。早速糊付けしていたポイントを剥がします。
ポイントを分解。
ネジを外し、貼り付いた糊を剥がしていきます。書けばこれだけの事なのですが…。
私ではネジを外したところで間違いなく2~3個行方不明になること間違い無し。何せ小さいのだ!
入り込んだ糊を少しずつ丁寧に取っていく作業も、私ならば老眼鏡+虫眼鏡でも対応仕切れない。しばらくして復旧工事終了。模型って何?をまた一つ学んだ気分。生徒さんにはただただ感謝ですが、改めて経験の力の大切さに気付かされました。
不具合があれば、それを修正する。考えてみればどんな仕事にも通じることですね。糊付けしたら修正(ポイントを剥がしての作業)が出来ないだろうとの思い込みが私にありました。
少し素直な言い方ではないものの、模型の面白さをまた一つ知りました。