2021年01月02日 23時56分

西枇杷島駅(1)ホームが狭い!

名鉄西枇杷島駅。

この1月16日(土)から新駅舎に変わります。

私の鉄道趣味にとってこれにどんな意味があるかと言えば、これまでの有人駅から無人駅になると言うこと。

いやっ、何というか西枇杷島駅は無人駅なんです。切符を売ったり、改札口で旅客扱いをする駅員さんはいません。

ではここに写っているのは誰だ?

実は運転業務を扱っている駅員さん。んっ?運転業務って何だ?

ホームの狭さを知ってもらおうかと思ったのですが、これでは少し分かりにくいですね。

これは昨年の2月19日に、JRの普通電車から撮影した西枇杷島駅。ホームの狭さは分かって頂けると思います。

先の写真のトリミング。ホームの上端に階段があり、そこから駅舎に向けて線路を渡るのですが、そこの狭さは本当に半端ないです。

(続く)

2021年01月01日 0時01分

謹賀新年。普通の生活が出来る有り難さ。

2020年。

愛する家族や友達に会えることが当たり前でないことを知りました。

趣味の鉄活を気ままに行えない時があることを知りました。

そして普通の生活が出来る有り難さを知りました。

(鉄友からのプレゼント)

2020年の最後に、嬉しいことがありました。100円ショップで買いそびれたとぼやく私に、と。

こうしたことは2019年までなら日常の一コマだと思っていたけど、2020年では何故か特別なことに思えました。

2021年。

今年が皆さんにとって心穏やかに過ごせる1年であることを祈っています。

2020年12月31日 21時40分

名古屋駅における「列車進路地上表示装置」の新設。

タイトルはJR東海のニュースリリースの発表のそのままです。

それはともかく1年の締めにどんなことを書こうかと考えていて、いわゆる趣味的な話ではなく、在来線の保守点検作業の進歩もたまには良いと思い、この話題に決めました。

趣味誌などを賑わすものではありませんが、鉄道を下支えするものにも目を向けていきたいという私の決意というほどのことはなく、もっと軽い気持ちからです。

線路の中で青く光るLED。

「装置概要 進入してくる列車の進路を軌道内に設置した表示灯の点滅により明示」とのことで、「表示灯の点滅により、列車見張員は、列車の進路を確実かつ容易に把握する ことが可能。」なのだそうです。

「列車の接近を作業員に伝達して、作業員を線路外に待避させることで安全を確保」という目的での設置だそうですが、こうした地道な取り組みもしっかりと行われているのですね。

で、今回これを書いた理由。この設備の運用は今年に入ってからで、鉄道事業者として苦境に立たされる中でのスタートでした。日々のニュースの中で、埋もれて欲しくない。それが偽らざる私の想いです。

今の状況がどこまで続くかは分かりません。でもいつかは終わると信じています。「前へ」。

来年もよろしくお願いします。

2020年12月30日 21時16分

JR名古屋駅のホームで食すきしめん。

12月25日、四日市からの帰りは名古屋駅に12:30着。(電車の到着した)10・11番線ホームの「住よし」へまっしぐら。

以前は5・6番線ホームの「住よし」で食べることが多かったのですが、今は特に決めてはいません。

注文は毎度の「かき揚げきしめん(玉子入り)」。この「住よし」でも天ぷらは揚げたて。

美味しいかどうかは個人の感覚なのですが、私は気に入っています。数年前まではお稲荷さんも付けていましたが、流石に最近はそこまではおなかに入りません。

いつまでも続いて欲しい名古屋駅名物です。

2020年12月29日 14時19分

絵はがきに見る鉄道史(45)参宮線。

亀山橋ヨリ参宮線ヲ望ム。

亀山橋は今もあります。場所は亀山市を東西に流れる鈴鹿川に架かっており、亀山駅の南東に当ります。ところで亀山で参宮線ということで「あれっ?」と思う方もいるでしょうが、今の紀勢本線が亀山起点になったのは昭和34年(1959年)の事。それまでは亀山~多気間も参宮線でした。

参考までに亀山橋を渡る参宮線(開通時は関西鉄道)は1891年(明治24年)の開業です。

ここからは撮影年代の特定。15.6.10の印がありますので、まあ昭和15年以降ということはないでしょう。もっともこの日付は大正15年ではないかと私は思っています。

最初に発行所である「亀山加藤書店」を検索。「加藤商店」「加藤活版所」というのが亀山市歴史博物館のHPで見つかりました。加藤商店は「図書 文具 印刷」を行っていたようなので、その会社から発行されたのではないかと推察しますが、あくまでも推察の域を出ません。

次に蒸気機関車から撮影年代を特定できないかと思いつつも、私の力では確かに紐解くことは出来ませんでした。

最初8620形(1914年~製造)の初期型?に似ていると思ったけど多分、6700形かなとも思う。煙突の形状や全体の印象からです。

因みにどちらも亀山を走っていますが、8620形は関西本線/亀山~湊町での運用という資料もあるので。それを含めて6700形かな。

一方、では自動車ならば、ということになりますが、こちらも力及ばず。後部にスペアタイヤを積んでいることからT型フォードであろうとは思うものの確定できず。

で撮影時期ですが、無難に大正15年頃としておきましょう。

今日は亀山駅130周年をお祝いし、この絵はがきを紹介することとしました。

2020年12月28日 14時12分

続 祝!JR亀山駅130周年。

亀山駅構内には開業130周年の飾り付けあり。

亀山駅の貴重な写真の展示あり。

列車愛称板、それともサボでも良いのかな?懐かしの列車名が並んでいた。

「名古屋~京都」って知らないなあ。で、調べたらありました。急行「平安」。一往復は名古屋~京都の往復なのですが、もう一往復の「平安」は何と桑名~京都間の運転。

※1967年(昭和42年)10月号の時刻表(交通公社)で確認。

亀山駅の「鉄カード」を手にして、次の目的地は四日市。(このブログでのUP順とは異なります。)

10:24発の名古屋行きにギリギリ間に合いました。

四日市駅からは11:40発のワンマン名古屋行きに乗車。虹に心が癒やされました。

2020年12月27日 23時02分

祝!JR亀山駅130周年。

130周年は四日市駅だけでなく、亀山駅も同じです。

12月25日(金)、亀山駅開業130周年記念入場券を購入。

台紙。

記念入場券、実はマルス発券と自動券売機発券。でも右側に何かがある。

それは鉄カード。JR東海では初めてのお目見えです。

この日、早くから並んだ方にはスタンプカード(スタンプは自分で押します)が配布されました。ただ私の順番が回ってきた時には既に限定数に達しており手に入れることは出来ませんでした。なおこのカードは手に入れた方からお借りして撮影したものです。

その代わりフリクションが付いてきました。

2020年12月26日 10時57分

続 祝!JR四日市駅130周年。JR貨物のこだわり。

四日市駅前ではJR貨物の物販が行われていましたが…。

コンテナを使っています。…のですが。

よく見れば番号が『130』。よくぞ探したものだと感服。あまたあるコンテナの中で、この番号を使おうというアイデアは分かるのですが、探し出してここに持ってきたことに拍手!!!

そう言えば構内展示のDF200の車番は『222』。DF200形に『130』は無いとのことですので、愛知機関区所属車の中で、このイベントを楽しんでもらおうという選択だと私は思いましたが、考えすぎでしょうか?

毎度!「駅弁のあら竹」新竹浩子さんとの2ショット。

今回の掛け紙も凝っています。ただ今回私は撮影しただけ。到着時間が遅く買えませんでした。

また駅構内では記念カードを配布中。

入場券購入でもOKとの事でしたのでこの2枚を選択。

何せC57139号機のお別れ運転は、名古屋駅で私も撮影しており、思い入れあり。

※この写真は、リニア・鉄道館の「C57139」の展示説明ボードに使って頂いています。

それにしても12月25日の半日限りでは勿体ない感じのイベントでしたが、「開業日」という日付が大事でしょうからまあ致し方無しですね。

2020年12月25日 17時33分

絵はがきに見る鉄道史(44)大名古屋三十二景の3。

12月20日にUPした市電の路線の話の補強。これは1939年(昭和14年)発行の電車運転系統図。3系統が栄町起終点となっています。

「ビル並ぶ広小路通り」。電車とバスと車。それより自転車が目立ちます。こうした写真を見ると当時の生活を垣間見ることが出来ます。

「百貨は松坂屋」。建物に掲げられた大型の看板には「綿布破格廉売」とあり、今風に言えば「バーゲンセール」。

「県政を司る愛知県庁」。昭和12年まではこの姿で、昭和13年3月には今の愛知県庁本庁舎が完成し移転していますので、その事実からもこの絵はがきの作成時期が特定できます。

「広壮なる名古屋市庁舎」。いちいち辞書を引かないと良く分からないタイトル。

 

2020年12月25日 16時11分

祝!JR四日市駅130周年。

今日から130年前の1890年(明治23年)12月25日、関西鉄道(現在の草津線~関西本線)が柘植駅から延伸した際の終着駅として四日市駅が誕生しました。

ということで今日の午前中、JR四日市駅でイベントが行われました。

実はこれ、JR四日市駅名物といえる、駅員さんによる掲示板。時季に合わせて色々工夫を凝らしたイラストとコメントで利用者を楽しませてくれます。

四日市駅の一番駅舎寄りの線路にはDF200が展示されました。

ヘッドマークは「ありがとう!開業130年 JR四日市駅」。

タイミング良く南松本行きのタンカーとの並び。

駅舎内に併設の「四日市市シルバー人材センター」では「四日市駅開業130周年記念パネル展」を開催。

四日市を中心とした懐かしい写真の数々。

個人的にはこの駅スタンプも「オーっ」な展示。

ところでこのパネル展は、今日は片付けないとのことでしたので、ひょっとするとしばらくあるのかも知れませんが、もっとも明日、明後日は土日でお休みですし、年末は29日からお休みですので見られるチャンスは無いかも知れません。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!