2015年09月30日 10時53分
御嶽がみせる二つの表情
9月27日で御嶽山噴火から一年です。
先日、ロープウェイで7合目まで行って来ました。
山肌が火山灰でコンクリートのような色で覆われている様、
そして今も絶え間なく出続ける噴煙。
自然の脅威を感じました。
その一方で紅葉が始まり、緑・赤・黄色・そして空の青がとても美しく、
多くの人が愛する山で、一年前のあの日も多くの人が訪れていた理由がわかりました。
取材でお話を伺った山岳カメラマンの津野さんは、
「御嶽は日本の山々の素晴らしい部分を一箇所に集めたような山だ。」
とおっしゃいます。
確かに、御嶽に登ってみてその素晴らしさを感じました。
自然は美しい。しかしその美しさがいつ牙をむくかはわかりません。
御嶽の美しさと厳しさ。この二つの表情を覚えておかなければならないと思いました。