2010年03月08日 19時35分

釧路のSL8722

昨日の名古屋市電「1814」の保存を考えていて
思い出したのですが
釧路市内の釧路製作所という会社に
SL8722号が保存されています。

これは経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されている
明治45年に製造された蒸気機関車で、
元々は本線急行用の機関車です。

昭和32年に炭鉱鉄道である「雄別鉄道」に移り、
昭和45年まで働いていました。

この『炭鉱鉄道で活躍』が産業遺産となった訳ですが
こんな幸せな車両は少数派というのが実感です。
まして蒸気機関車以外の“市民の足”が
産業遺産となるのは難しそうですね。

(参考)
8722号は地元の有志の力で、ピカピカに磨かれており
釧路に行ったついでに寄り道する価値は十分です。

道路からも見ることが出来ますが、
釧路製作所の皆さんはとても親切ですので
必ず一言かけて敷地に入り
その雄姿を堪能してください。

なお、釧路製作所さんでは8722号グッズも販売しており
こちらもお勧めです。
●私は、グラスとポストカードを購入しました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!