2010年03月09日 23時15分

この本を知っている方は
私くらいの年代でも、
かなりの「通」の方でしょう。
「時刻表名探偵」(著者:石野哲)
昭和54年3月10日初版発行
日本交通公社から出版されたもので
石野さんは、当時、日本交通公社の時刻表編集部という
我々からみれば、垂涎の的のところに勤務されており
この本の中で、今でいう「乗り鉄」について書かれています。
※当時は「完乗」「乗りつぶし」「全線走破」とか
言っていたかと思いますが…。
いわば「乗り鉄」の存在が
『まさに白日の下(もと)に晒(さら)された」
わけです。
この本をきっかけに私は
「全部乗る」「新線開通はフォローする」と
固く心に誓い、未だに続いているわけです。
実は宮脇俊三氏のかの有名な「時刻表2万キロ」の
出版の方が早く、世間的にはこちらが
全線完乗の『本家』と言えるのでしょうが
『マニアック』度は「時刻表名探偵」の方がはるかに高く、
私の人生を変えた一冊と言えます。
(家族のつぶやき)
きっと「そんなことで人生を変えるな!」でしょうか。