2010年03月06日 9時40分

撮り鉄のこと

写真はこのブログの私の似顔絵の横のモノを
トリミングしたものです。

釧網本線で撮影したもので
キハ54の右後ろの釣竿の列は
秋の網走の風物詩「鮭の一本釣り」。
このサイズなら何となくわかりますよね。
写真のフレームサイズの決定は
本当に永遠のテーマです。
今回はその話しはさておき、
昨日に続いてテレビの話しです。

見た方はごく少数でしょうが
『行き過ぎた「撮り鉄」の行動』という話題を
3月4日(木)中京テレビ(日本テレビ系列)の
「スッキリ」(朝8:00~)で15分にわたって
特集していました。
500系ラストランの東京駅のドタバタや
関西線で「撮り鉄」が電車を止めた話し。
さらに様々な問題行動の映像が
紹介されていました。

30年以上前の、蒸気機関車の終焉の時も
当時の「撮り鉄」のごく一部の人が撮影の名所で
バトルを繰り広げ、
他人の土地に無断で入ったり、
畑を踏み荒らしたりで
随分、批判を受けた記憶があります。

昨今の「とんでも人間」の行動に
良識ある知り合いの「撮り鉄」さんたちも
結構、迷惑を被った事例を持っています。
番組でテリー伊藤さんはそれを
「サッカーでいうフーリガン」と言っていました。
言い得て妙です。

最初の写真の話しに戻りますが
要は毎回つきまとう写真のサイズの悩みは
自分だけの問題です。
でも撮影ポイント選択の悩みは、
実は、毎回自分だけの問題ではないのです。

ところで「携帯電話」のカメラで
“イベント”撮影している人をも
「撮り鉄」と呼ぶのに違和感があるのは私だけ?

2010年03月05日 20時40分

今日のテレビ

写真無しですいません。

私事ですが、私は毎朝8時40分頃家を出て
会社に出勤します。
このため、出勤までの時間は中京テレビをつけていますが、
時々、ザッピングで他局を見たりします。

で、本題ですが、今朝、CBC(TBS系列)の
「はなまるマーケット」(朝8:30~)で
イベント列車の話題をやっていました。
※多分、このブログを見ていただいている
 大多数の方をご覧になっていないと思いますが…。

紹介していたのは
1)京阪電鉄の「おでんde電車」
2)三陸鉄道の「こたつ列車」
恥ずかしい話しですが、私は両方とも知りませんでした。

分かったのは、両方とも1人で乗っても
楽しくなさそうということです。
かといって、「おでん」はともかく
「こたつ列車」は鉄友(もちろん男性)と乗っても
いかがなものかとは思いました。

ところで京阪の「おでんde電車」は
豊橋鉄道の「おでんしゃ」と
おでんを含む料理、社内の内装ともに
「乗り」は近いと感じました。
既に予約で満員御礼のようですが、
鉄道の旅を楽しむ人が増えてくれればと
思った次第です。

2010年03月05日 12時50分

鉄道マニアの習性

飯田線の119系電車。
天竜峡~千代間の天竜川を渡るところです。

一見、普通の「撮り鉄」写真に見えますが…。

実はこれを撮影してしまったのが大問題で、
家族と天竜川の舟下りを楽しんでいる時に
電車の近づいてくる音に
体が無意識の内に反応してしまったのです。

この後、家族との関係がどうなったかは
ご想像にまかせます。
※思わず「おーっ」という声を出してしまい、
 家族だけではなく、他のお客さんの
 冷たい視線も浴びましたことも告白します。

皆さんはそんな経験がありませんか?

2010年03月04日 12時30分

富山セントラム

「おでんしゃ」はちょっと休憩。

私の『本職(?)』である乗り鉄の話し。
しかも大好きな路面電車です。

新線が開業するとなるべく早い時期に乗るべく
いつもジリジリするのですが、
名古屋から比較的近いにもかかわらず
富山のセントラムは1月中旬に
やっと乗りに行ってきました。

最新の電車9000系の乗り心地は最高で
気持ちよさは格別でした。
お客さんも私が予想したより多く乗っており
しかも比較的短距離の人が多く、
便利さを享受しているようでした。
●プチ情報…車内からの前面展望ビデオの
 撮影がしやすいですよ。

ヨーロッパでは(最近ではアメリカでも)
路面電車の新線開通ラッシュですが、
日本の路面電車の新線開通は富山が
これで2線区続いたものの
一方で堺市や宇都宮市では計画が頓挫しており
富山を見習うべしと思うのであります。
豊橋の「ほっトラム」導入の経緯もそうですが、
路面電車を生かすことを考える市民が生活する町は
はっきり言って素敵です。

PS.ボディーの「DEBUT」の文字は
   いつまであるのでしょうか?

2010年03月03日 19時30分

豊橋「おでんしゃ」の秘密(3)

豊橋鉄道市内線(東田本線)の「おでんしゃ」の第3回。

まずは肝心の「おでん」。
ボリュームもあり、味は(侮ることなかれ)上々です。

元々、温かいおでんが器に入っているのですが
さらにこの容器は加熱機能付き!
「駅前」を出発して、一呼吸おいてから
紐を引っ張って温め始めると
飲み放題のビールの1杯目がなくなるころに
丁度食べ頃の温度に仕上がります。

まだ一般的な『鉄道用語』ではなさそうですが
「飲み鉄」開眼です。

2010年03月03日 12時30分

豊橋「おでんしゃ」の秘密(2)

豊橋鉄道市内線(東田本線)の「おでんしゃ」の2回目。

まずはこの様に料理がセットされています。
左側がおでんの入った器。
右側のパッケージの中身が料理になっています。
そうなんです。おでんだけでは無かったのです。

ラベルのデザインがまたそそりますね。
そっと外して丁寧に持ち帰ったのは
言うまでもありません。

また、料理の上方に「ワンカップ」の日本酒がありますが、
清酒「四海王」は地元・豊橋の福井酒造の逸品。
なお、升には今年から「ほっトラム」の
イラストが描かれています。

これにプラス、ビールが飲み放題となっています。

2010年03月02日 19時30分

豊橋「おでんしゃ」の秘密(1)

もう既に今シーズンは1月末で終わってしまったのですが
豊橋鉄道市内線(東田本線)の「おでんしゃ」を
路面電車が大好きな私の視点で解剖します。
まずは、豊橋「駅前」出発前のひと時。

さて、乗ったのは1月30日(土)で、
実は「日本路面電車同好会名古屋支部」のイベント、
特発「おでんしゃ」に混ぜてもらいました。
※トンボブックスから「名古屋の市電と街並み」を
 出版したのがこの会(名古屋支部)です。

正直、「車内でおでんを食べて何が楽しいんだろう?」と
思っていました。

でも、乗って、食べて、飲んで、
連日満席の大人気の秘密が分かりました。
文字通りの「食わず嫌い」が
美味しく食べられるようになるまでの報告です。

2010年03月02日 12時40分

釧路のナロー(3)

(写真は、海底力モニター体験会参加時に撮影)

もう一回だけ、ナローにお付き合いください。

見ての通り、バッテリーロコ。
これも私からすれば文字通り「涎(よだれ)」が止まらない
“垂涎モノ”です。

今回の見学会では、「釧路コールマイン」で
『石炭とは?』『炭鉱とは?』というレクチャーを受けたり、
実際に炭鉱の仕事に従事されている方たちの
仕事の一端を垣間見させていただいたり
それも面白かったです。
※海底の所謂炭鉱たるところには入っていません。

というか、産業鉄道というのは
「産業」があるから存在するわけで
単に趣味の対象と見てきた今までに比べ
このナローへの愛着が100倍位増した気がしました。

多分、炭鉱会社の方たちには理解されないと思いますが…。

2010年03月01日 19時30分

釧路のナロー(2)

(写真は、海底力モニター体験会参加時に撮影)

ロコを少しサイドから押さえてみました。

シンプルなリンク式連結器、
やぐらの上のパンタグラフ、
どれをとっても「涙モノ」。

「釧路コールマイン」の構内撮影は
今回のツアーの様な『海底力モニター体験会』ということで
実現したものです。
※「海底力」と書いて「そこぢから」と読みます。

特別に電機ロコを動かしてもらい、
それを撮影し、触り、
“幸せな”時間でした。

実は、道路からも撮影は可能といえば可能ですが、
延々といつ動くとも分からないロコを待ち続けるという
難行苦行に耐える必要があります。
(その“待ち”がたまらないという人は別ですが…)

2010年03月01日 13時00分

釧路のナロー(1)

(写真は、海底力モニター体験会参加時に撮影)

北海道・釧路に石炭鉱山があるのをご存知でしょうか?
日本で唯一の炭鉱で、太平洋炭礦から引き継いだ
「釧路コールマイン」という会社が
石炭を掘り続けています。
※因みに日本の電力の4分の1は「石炭火力発電」だそうです。

ここに今回、私が釧路に向かった最大の目的である
ナローが走っているのです。
軌道の間隔は610ミリメートル。
もうそれだけで心がワクワクします。

「やっと会えた!」感動の一瞬でした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!