2010年04月08日 9時05分

「ALWAYS 三丁目の夕日」上野駅の中

今日は、上野駅の中のお話しです。
この上野駅の再現にあたり、
苦労したのが「昭和33年当時の色」と聞きました。
※ほとんどCGで色を付けているため。

当時の写真は、モノクロでは多数残っていたそうですが
カラーが見つからなかったそうです。
そこで上野駅の外観同様、
関係者に当たり、「色」を一つ一つ決めていき、
最終的に決定した色で映画を公開しました。

しかし、完成直後にカラー写真が見つかり
何と、1箇所だけ違っていたそうです。
※1箇所しかないというのは、
 「凄過ぎる」と私は思ったのですが…。

「記憶」頼りの限界ということですが、
製作スタッフにそれがどこかと聞いてみると
『………』でした。さて。

ほんの短い時間しかないカットですが
そんな事に思いをはせながらご覧下さい。

2010年04月07日 19時39分

ダージリン鉄道 快走

ダージリン鉄道は、
トンネルもなく、
ひたすら道路とともに走ります。

全長88キロ、高低差2000メートルを
ただ上り続けます。

沿道では、列車を見送ってくれる
子供連れもいて和やかな雰囲気です。

私の実体験として
昭和40年代、
軽便の走っていた頃の風景を
思い起こさせてくれました。

なお、この親子は偶然いた方たちで
そのまま撮影させてもらいました。

2010年04月07日 9時06分

「ALWAYS 三丁目の夕日」上野駅

ご存知の方もいるかと思いますが、
この上野駅は、ミニチュアを使い
それをCG合成で撮影しています。

ミニチュアとはいうものの、
ディテールには相当こだわっており
当時の上野駅の関係者に取材し、
正に昭和33年の『本物』の上野駅として
十分に見応えのある仕上がりになっています。

なお、最新情報ですが
大宮の鉄道博物館に
撮影で使用したミニチュア上野駅が
つい最近展示されました。

鉄道博物館に行かれたときは
映画の1シーンを思い出しながら
『何でこれがこうなるの?』を実感してください。
ミラクルワールド全開です。

2010年04月06日 18時26分

ダージリン・ヒマラヤ鉄道(クロッシング)

シリグリ駅を出て、すぐ、
ダージリン鉄道は、国鉄を横断します。

610ミリと1676ミリの
幅の違いを実感してください。
半分以下なんてもんじゃないですね。

ここを渡る時のジョイント音は
不思議な感じで
『最高!』でした。
タタタタンッ、
うまく表現できません。

きっと「音」鉄の方には
たまらないでしょうね。

2010年04月06日 9時00分

「ALWAYS 三丁目の夕日」 C6222号機のこと

「三丁目の夕日」に出てくる「C6222」号機は
梅小路蒸気機関車館で撮影しています。
※梅小路に「上野駅のホーム」を再現。

実際に撮影で使用した機関車は「C622」号機で
ご存知のスワローエンジェルです。

それを敢えて「22」としたのは
「2」は、東北・常磐線で走っておらず、
一方、「22」は尾久機関区のカマで、実際に上野駅に
出入りしていました。
また、製造会社銘板も「日立」⇒「川崎」に
変更し、「スワローエンジェル」のマークも
隠してあります。

映画では瞬間の出来事ですので
目を凝らしてみてください。

2010年04月05日 18時42分

ダージリン・ヒマラヤ鉄道(1D)

シリグリ発9:30、ダージリン行き1D。
ニュージャルパイグリを9:00発の
列車です。

定刻ですと、シリグリは9:28着でしたが
10分前には着いていました。

なおSLは、貸切り以外では
ここまで来る列車がないとのことでした。

なお、列車の所定時間は
インド国鉄のホームページを
参照しています。

2010年04月05日 18時25分

ジョイフルトレイン「宴」が新宿駅に!

中京テレビの東京支社の
スタッフから、
昨日(4月4日)、
新宿駅で485系ジョイフルトレイン「宴」を
見かけたと携帯で撮影した
写真を送ってくれました。

「時間は、19:30頃、
11番ホームだったのでは」との事でした。

ホームでは何人かが撮影していたとの事でしたが
私はこのような情報に疎く
とりあえずUPした次第です。

どなたか何か、ご存知でしょうか?

2010年04月05日 12時35分

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」

今週の金曜日(4月9日)に中京テレビで
「ALWAYS 三丁目の夕日」が
放送されます。(日本テレビ系列)
写真は、この映画を象徴する
建設途中の東京タワーと都電です。
(DVDボックスのジャケットから)

この映画、
鉄道好きな方に是非、見てほしい作品です。
それは「鉄道」の時代考証を
かなり念入りにやっているからです。
何故か?それは当時を知る人たちが
今もたくさんいるからです。

★実は、私はこの映画に宣伝担当として関わっており
 今だから…、という話しを、
 4~5回、このブログですることを
 お許しください。

因みに、この写真のシーンはCG合成ですが
思い出として「未だ生きている過去」を
『本物』と実感させる技術の完成度が
日本映画のエポックとなったと私は思っています。

2010年04月05日 9時00分

日光・鬼怒川への道 完(浅草駅)

百貨店の松屋が入る
東武浅草駅。

松屋はこの5月に
浅草の店の大幅縮小を発表しており、
この外観にひょっとしたら
変化があるのではと危惧しております。

屋上の松屋の英文字看板は
東武と一体化し
浅草の風景であると思っています。

などと考えながら
「神谷バー」に行き、
「デンキブラン」を引っ掛けて
東京駅に向かいました。

2010年04月04日 18時05分

ダージリン・ヒマラヤ鉄道(シリグリ)Ⅱ

シリグリ駅のホームです。
右側の黒っぽいのがダージリン鉄道、
左側になんとなく見える列車が
インド国鉄です。

そう、この駅はニュージャルパイグリ同様
広軌国鉄と狭軌の共用駅なのです。

それではいよいよダージリン鉄道にご案内します。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!