2010年05月05日 9時00分

国鉄越美南線が終焉を迎え、
長良川鉄道が開業し
それまでの「美濃関」駅は「関」駅になりました。
名前が変わったということは
それまでの駅名看板は不要となった訳です。
その不要となった看板は
長良川鉄道で一時保管され
追って処分される運命にありました。
当時は、それが「売れる」とは
誰も思っておらず、
好事家の引き取り手を捜していました。
写真の小さな縦長タイプは
縁あって私の部屋の壁に
駅の柱にあった当時のまま鎮座しています。
本当は、駅のホームにドデンと構える
大きな看板がほしかったのですが
妻の了解が到底得られる状況ではなく
断念しました。
「大きな看板が欲しい」オーラ全開の私に
長良川鉄道の方はこう慰めてくださいました。
「趣味が続けられるだけで満足しなさい」と。
納得。