2010年05月14日 20時37分

三重県紀和町紀州鉱山 小口谷駅鉱車

曖昧な記憶で申し訳ありませんが
多分、小口谷駅だと思います。

沢山の鉱車が並んでいますが
ほぼ全てに鉱石が積まれているのが
お分かり頂けますでしょうか?

閉山直前でも鉱山(やま)は生きていました。
実は、写真では1枚もないのですが
私は地下の坑道での作業も取材しており
これらの鉱車は、一両ずつエレベーターで
地上に運ばれていました。
※エレベーター!です。
 昭和53年4月30日に
 この話題を放送した時のフィルムが
 当社の映像ライブラリーで見つかり、
 それを確認しました。
 また、その当時の坑道は
 海抜0メートルよりも低いところだったと
 聞いた記憶もあります。

この写真は日本を代表する銅鉱山の宴の終焉まで
残すところあと僅かの最後の打ち上げ花火のような
一瞬だったのでしょうか?

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!