2010年05月19日 18時26分

「RAILWAYS」 樽見鉄道Ⅱ

樽見鉄道取材の目的は、
映画「RAILWAYS」の錦織良成監督の
樽見鉄道表敬訪問(5月18日)と
運転士を目指している“新入社員”の方の
訓練の様子でした。

写真の右から
1)運転士を目指して訓練中の竹村敏彦さん(38)
2)錦織良成監督
3)樽見鉄道田中良以社長
4)運転士を目指して訓練中の武藤真司さん(42)
の方々です。

錦織監督は、今回脚本も担当されており
そのリサーチの中で
地方のローカル鉄道の苦境は
知ってはいたものの現実は想像以上で、
映画を通して、そんな鉄道の現状を知ってほしい。
また赤字の中でも頑張っている
会社があること知ってほしいと思ったそうです。

そんな中、樽見鉄道に『運転士』になることを目標に
カッコの中の年齢でも分かっていただけると思いますが
映画と同じように、
社会人経験のある2名の方が訓練中と聞き、
映画の宣伝と、この訪問が少しでも
樽見鉄道のプラスになるならばと
今回の訪問(訓練中の2名の方への激励)が
実現したと聞きました。

ところで樽見鉄道の田中社長は
67歳で「運転士」の免許をとったそうです。
監督は、「49歳で運転士になる」ことは
「現実的か?」と考えながら撮影をしたそうですが
田中社長の話しを聞いて「ホッとした」と
話していました。
地方のローカル私鉄で、
従業員のかなりの人が運転士の免許を持っている会社も
あるとは聞いていましたが、現実がこんな身近にありました。

2010年05月19日 9時00分

「RAILWAYS」 樽見鉄道 

5月29日(土)から、
島根県の一畑電車が舞台となった
映画「RAILWAYS」が公開されます。
ストーリーは、一言で言えば
49歳の一流会社のエリートがその職を離れ、
一畑電車で運転士になるお話しですが
決して単なる『鉄』な人の転職ストーリーではなく
家族の絆を考えさせてくれる映画です。
※詳しくはこちらの「RAILWAYS」のHPで!

その公開に合わせ、
岐阜県の樽見鉄道に、
映画「RAILWAYS」のヘッドマークを掲げ、
車内を「RAILWAYS」一色に装飾した
『ハイモ295-617』が登場しました。

昨日(5月18日)、中京テレビのニュースが
その列車の取材をするということで
私も同行しました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!