2010年05月31日 9時09分

「RAILWAYS」 一畑電車 頑張れBATADEN

映画「RAILWAYS」に出演された
奈良岡朋子(中井貴一さんの母親役)さんは
『作る意義のある映画ってあるのですね』と
映画撮影時に語っていたそうです。
(中日新聞の土曜夕刊とかぶっていますが)

『家族、人生に大切なもの』という大きなテーマを
描くために必要な要素、
それがこの映画では地方鉄道の
苦境(苦悩)だった気がします。

言い方を変えれば、地方鉄道の苦境が無ければ
この映画は成り立たなかったのではとまで思います。

多くの人がこの映画を見て地方の「公共交通機関」にも
目を向けてくれればと切に願っています。
人(鉄道関係)から聞いた話で、真偽の確認はしていませんが
電車の車庫(工場)では、フォークリフトが
必需品だそうです。
でも一畑では購入資金が無く、
見かねた京王電鉄が、廃棄予定のフォークリフトを
無償で譲渡したそうです。
(一畑に来た電車と同じで、まだ使える状態だったとのこと)

写真は雲州平田駅のベンチです。
地元の子供たちのBATADENへのメッセージがありました。
「まちからまちへ よろこびはこぶふるさと電車」

「RAILWAYS」 一畑電車 完

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!