2010年05月07日 9時00分

「秘境駅」号、新城駅に10:22到着。
ここで特急「伊那路1号」に追い越されます。
新城駅のホームが旅客列車で埋まったのを
初めてみました。
まして373系の揃い踏みも
なかなか見られるものではありません。
*一番右が「秘境駅」号。
「ありがたやありがたや」と
思わず手を合わせそうになりました。
この後、東栄駅、大嵐駅に停車し
特徴のある駅舎の見学を行いながら
いよいよ秘境駅に突入です。
「秘境駅」号、新城駅に10:22到着。
ここで特急「伊那路1号」に追い越されます。
新城駅のホームが旅客列車で埋まったのを
初めてみました。
まして373系の揃い踏みも
なかなか見られるものではありません。
*一番右が「秘境駅」号。
「ありがたやありがたや」と
思わず手を合わせそうになりました。
この後、東栄駅、大嵐駅に停車し
特徴のある駅舎の見学を行いながら
いよいよ秘境駅に突入です。
いよいよトイトレインが
ダージリン駅を出発です。
往路は逆向きで、
帰路が正面向きです。
ところで…、
何故トイトレインの出発風景の
写真があるのか?
私は、撮り鉄か?
否!
この列車は、観光客向けの貸切『臨時便』ということで
「Joy Ride Trains」よりも
一足早く出発して行ったのです。
おかげでこの写真が撮影できました。
しかし、このおかげで、
私は思わぬ悲劇に会うことになるのです。
報告が遅くなりましたが
5月4日に「JR東海ツアーズ」の
『飯田線秘境6駅探訪の旅』に
参加してきました。
●豊橋発着で「10,800円」。
373系3連の
「魅惑の飯田線 秘境駅号」に乗り
『秘境駅』名付けの親、牛山隆信氏の
ランキング上位の6駅を訪ねるもので
まずは豊橋駅で最初の驚き!
電車が満席なのです。
添乗の方に聞いたところ
何と参加者は165名!
しかも催行したゴールデンウィーク7日間は
すべて満席!
恐るべし!!秘境駅!
何はともあれ9時51分に
電車は出発しました。
いよいよ「トイトレイン」の乗車です。
車番は779。
1889年製造の、
ダージリン鉄道でも最古参のSLです。
日本を出て3日目。
遠路はるばるやってきた甲斐がありました。
鉄道の世界遺産と言う意味では
SLではなく、ダージリン鉄道全体を
指しているということで、
その意味では前日にその目的は
達成されているのですが
やはりこれに乗らなければ
「来た意味がない」と言えば大袈裟でしょうか?
胸の高まりを抑えることはとても困難でした。
国鉄越美南線が終焉を迎え、
長良川鉄道が開業し
それまでの「美濃関」駅は「関」駅になりました。
名前が変わったということは
それまでの駅名看板は不要となった訳です。
その不要となった看板は
長良川鉄道で一時保管され
追って処分される運命にありました。
当時は、それが「売れる」とは
誰も思っておらず、
好事家の引き取り手を捜していました。
写真の小さな縦長タイプは
縁あって私の部屋の壁に
駅の柱にあった当時のまま鎮座しています。
本当は、駅のホームにドデンと構える
大きな看板がほしかったのですが
妻の了解が到底得られる状況ではなく
断念しました。
「大きな看板が欲しい」オーラ全開の私に
長良川鉄道の方はこう慰めてくださいました。
「趣味が続けられるだけで満足しなさい」と。
納得。
ダージリン鉄道2日目に
「Joy Ride Trains」を
申し込んでおきました。
この列車は、ダージリン鉄道のHPによれば
Bクラスの蒸気機関車が牽引する
観光列車で、ダージリンとグームを往復するものです。
(バタシアループにも10分間停車)
写真は、ダージリン駅で受付(車掌?)の方が
持っていたもので、
「SHIRICHI」とあるのが
「SHINICHI」のミスであるのが
ご愛嬌だったので
許可を得て撮影させていただきました。
そうなんです。
乗客全員の名簿を確認し、
名簿にない乗客は乗れないシステムなのだそうです。
昨日は長良川鉄道の開業でしたが
今日は国鉄越美南線廃止の記念乗車券です。
昨日の「開業」とセットの話しです。
「さよなら越美南線」と銘打ったこの乗車券。
右下の『名古屋鉄道管理局』の文字に
歴史を感じます。
それにしても「廃止“記念”」は
毎度のことながらどこか抵抗感があります…。
私だけ?
ところで国鉄越美南線は、
廃止の話しが具体化していた昭和50年代後半、
やはり取材で何度か通いましたが
「郡上踊り」の頃を除いて
美濃太田起点では存続が難しいと
感じていました。
何故か?
当時、名古屋(岐阜)起点で郡上八幡に行くには
高速道路のない時代だったにも関わらず
私は速さと利便性に負けて
新岐阜から岐阜バスを
使わざるを得ない状況でした。
長良川鉄道が今も苦境にあることは
変わりませんが、何とか持ちこたえてほしいと
切に願うばかりです。
夕刻の17:30、
定刻から1時間15分遅れて
標高2076メートル、
ダージリン駅に到着しました。
8時間も狭い車内で揺られたせいか
いくら「物好き」な私といえども
さすがに疲れたというのが実感でした。
特にグームを出てからは
夜のとばりが下り初め
風景もちゃんとは見えない状況で、
かの有名な『バタシアループ』も
何の感動もないまま通過しました。
ダージリン駅の写真もこれと
駅名看板しか撮っておらず
のこりは翌日に託し
とりあえずホテルに向かいました。
で、ホテルで顔を洗っていてビックリ。
鼻の穴の中が真っ黒だったのです。
列車の窓を開け放し、
ディーゼル機関車の排煙をずっと吸っていたのと
道路の埃っぽさ、
車の排気ガスのトリプルパンチに
やられたようでした。
今年のゴールデンウィークは
家の「鉄道」資料を
一つずつ整理しています。
そんな中、長良川鉄道の
開業記念入場券が出てきました。
台にしたのは開業記念の下敷きで
入場券は(A)(B)2種類ありました。
思い起こせば昭和61年12月11日(木)の
正に開業の日、
私は開業記念列車の中にいました。
但し、仕事で。
当時担当していた番組で
この開業に合わせて美濃加茂市を取材したもので、
長良川鉄道発足時には
第3セクター「樽見鉄道」の設立・運営に
尽力された西濃鉄道の方も
役員でいらっしゃって
大変お世話になったのを思い出しました。
ダージリン鉄道の最高地点、グーム駅。
標高約2258メートル。
ニュージャルパイグリから82キロ、
シリグリ・ジャンクションから74キロ。
2100メートル以上を
上りつめたことになります。
到着は16:46。
※インド国鉄のダイヤでは
定刻15:26着。
発車したのは16:53。
ここからダージリンまでは
緩やかな下りとなっています。
ここも大きな町で、
写真では分かりませんが
一番右側の線路の更に右側に
ダージリン鉄道の博物館がありました。