2010年06月01日 18時05分

JR西日本境線 ねこ娘列車

5月16日(日)米子駅13:30発境港行きは
『ねこ娘』(キハ40 2094)でした。

この日は、日曜日とあって単行ではなく、
ねこ娘の後ろ(というか進行方向サイド)には
通常塗装の車両(キハ47 2019)がいます。

2両ともゲゲゲ塗装とは行かないようで、
他の列車も全て「ゲゲゲ」+「通常」の
組み合わせでした。

私は、何となくキハ47の方に乗りましたが
これが思わぬ結果を招くことに!
ご存知の方も多いと思いますが
境線の各駅には「妖怪駅名板」があります。
※各駅に妖怪の名前がつけられ、絵も描かれている。

2両編成の境港行きの場合、境港側の車両中央付近に
席をとると、かなりの確率で妖怪駅名板が
目の前にやってくるのです。
※進行方向の右・左と停車するたびに忙しいですが…。

境港までの43分の乗車時間で私が駅名板を
撮影できなかったのは何と「後藤(どろたぼう)」駅の
1駅だけでした。

もし、行かれる方がおられましたら参考までに。
なお、混雑時は他の乗客に迷惑となるので
ほどほどにお願いします。
そうでなくても周囲の「白い目」は覚悟して下さい。

2010年06月01日 9時00分

JR西日本 境線 米子駅0番ホーム

今回再訪するまでその線名を「境港線」と信じきっていた
「境線」が発着する米子駅0番線ホームです。
ハリー・ポッターで言えばキングス・クロス駅の
9と3/4番線と行ったところでしょうか。

「ねずみ男」駅という愛称があるだけに
そのねずみ男の出迎えを受けました。

それにしてもこの駅は「妖怪フルコース」の
ほんのスタートラインと思いきや
オードブルとはとても言えず、
いきなりメインディッシュがでてきたといった感でした。
※ねずみ男をはじめ鬼太郎もいれば
 他にも盛り沢山の展示あり。

これからの話しの前振りにもなりませんが
境線のラッピング車両を始め各駅のデコレーション等、
今回の乗車は、旅雑誌や鉄道雑誌等で、
既にお馴染みの風景の再確認程度と軽く考えていたのですが
現実はあまりにも想像を超えていました。

まあ、観光客や「鉄」にとってはいいのでしょうが
毎日通勤、通学で利用している人の
心境や如何にと思うほどの『濃さ』。

以前、出張時にANAの「ポケモンジェット」に
搭乗したことがあり、思わず得した気分に
なったことがありますが、
地元の足はやはりニュアンスが違うでしょうし
広告ラッピングとも当然違うし、
日常の中に、非日常が入り込んでいる感じは
それはそれでOKなのでしょうか?

私、個人的にはこうした「境線妖怪化」そのものは
“観光と日常”が混在する線の宿命であり
日常だけでは生き残れないであろう
地方交通路線の活性化の大きなツールと思っています。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!