2010年06月01日 9時00分

今回再訪するまでその線名を「境港線」と信じきっていた
「境線」が発着する米子駅0番線ホームです。
ハリー・ポッターで言えばキングス・クロス駅の
9と3/4番線と行ったところでしょうか。
「ねずみ男」駅という愛称があるだけに
そのねずみ男の出迎えを受けました。
それにしてもこの駅は「妖怪フルコース」の
ほんのスタートラインと思いきや
オードブルとはとても言えず、
いきなりメインディッシュがでてきたといった感でした。
※ねずみ男をはじめ鬼太郎もいれば
他にも盛り沢山の展示あり。
これからの話しの前振りにもなりませんが
境線のラッピング車両を始め各駅のデコレーション等、
今回の乗車は、旅雑誌や鉄道雑誌等で、
既にお馴染みの風景の再確認程度と軽く考えていたのですが
現実はあまりにも想像を超えていました。
まあ、観光客や「鉄」にとってはいいのでしょうが
毎日通勤、通学で利用している人の
心境や如何にと思うほどの『濃さ』。
以前、出張時にANAの「ポケモンジェット」に
搭乗したことがあり、思わず得した気分に
なったことがありますが、
地元の足はやはりニュアンスが違うでしょうし
広告ラッピングとも当然違うし、
日常の中に、非日常が入り込んでいる感じは
それはそれでOKなのでしょうか?
私、個人的にはこうした「境線妖怪化」そのものは
“観光と日常”が混在する線の宿命であり
日常だけでは生き残れないであろう
地方交通路線の活性化の大きなツールと思っています。