2010年06月12日 18時58分

シベリア鉄道 バイカル湖

10月5日に乗車したロシア号も早3日目。
現地時間で夕方5時頃、美しい風景が広がりました。
写真は、ウラン・ウデ~スリュジャンカエ間で撮影した
バイカル湖です。

透明度と深さで有名な湖ですが
正直、列車からでは実感できません。

でも私はその深い「青さ」に感動し
窓際に長時間立っていました。

ついでにこんな事も考えていました。
「列車の通路がバイカル湖サイドで良かった」と。
多分、バイカル湖がコンパートメント側だったら
ベッドの間の小さな空間(窓ですが…)に顔を押しつけ、
他の乗客を気にしながら、落ち着かない気持ちで
外を見ていたのでは?

シベリア鉄道の旅は、日本と違い
大自然の風景がゆったりとした時間とともに
流れていきます。
『代り映えのしない風景の連続』で
飽きてしまうのではと乗車前は思っていましたが
その緩慢さの心地よさに気付くのに時間はかかりませんでした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!