2010年06月12日 18時58分

10月5日に乗車したロシア号も早3日目。
現地時間で夕方5時頃、美しい風景が広がりました。
写真は、ウラン・ウデ~スリュジャンカエ間で撮影した
バイカル湖です。
透明度と深さで有名な湖ですが
正直、列車からでは実感できません。
でも私はその深い「青さ」に感動し
窓際に長時間立っていました。
ついでにこんな事も考えていました。
「列車の通路がバイカル湖サイドで良かった」と。
多分、バイカル湖がコンパートメント側だったら
ベッドの間の小さな空間(窓ですが…)に顔を押しつけ、
他の乗客を気にしながら、落ち着かない気持ちで
外を見ていたのでは?
シベリア鉄道の旅は、日本と違い
大自然の風景がゆったりとした時間とともに
流れていきます。
『代り映えのしない風景の連続』で
飽きてしまうのではと乗車前は思っていましたが
その緩慢さの心地よさに気付くのに時間はかかりませんでした。