2010年06月16日 18時10分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン交換

11:50、インクラインは多くのケーブルカー同様、
中間地点で交換しました。

交換した車両を見上げるとこんな感じです。
この車両に欅平集合チームが乗車していました。
当選した参加者同士、親近感を覚えたのは多分、私だけ。

ところで全線地中のケーブルと言えば
地元(というかお隣)の「黒部ケーブル」と
青森の「青函トンネル竜飛斜坑線」でしょうか。

まあ『工事用』というか『業務用』というか、
乗っている気分は「青函トンネル…」に近いのですね。
写真で他のケーブルとの違いが
分かってもらえますでしょうか?
人の乗っているところが水平なんですね。

多分、人を乗せるというよりは機材等の
重量物の運搬で水平の必要性があったのかもしれません。

それにしてもこのトンネルの巨大さは
それを見るだけで感動モノ。

2010年06月16日 9時00分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン

時間は11:35。
この大きな銀の箱がインクラインです。
まあ、ケーブルカーと思ってくださいというか
ケーブルカーそのものです。

黒部ダム発の場合は、
標高1,325メートルのインクライン上部から
標高869メートルのインクライン下部まで下ります。
距離にして815メートル、20分の道のりです。

因みに角度は34度とのことでした。(意外と急)
また、昭和34年から運転されています。

で、このインクライン下部に
黒部川第四発電所があります。

昨日UPした黒部ダムのことを
「くろよんダム」という人がいますが
これは、黒部川第四発電所のダムであることから
言われるようになったと聞きました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!