2010年06月17日 18時06分

関西電力黒部ルート見学会 黒部専用鉄道

13時を過ぎ、いよいよ『関西電力黒部専用鉄道』です。
※この言い方は、“駅名看板表示”による。
※関西電力のパンフレットでは『上部専用鉄道』。
※黒部峡谷鉄道との関係で『上部軌道』とも言われる。

写真は、番組「鉄研」最終回でも出したものですが
駅名は『黒部川第四発電所前』。
標高869メートルのこの駅から
バッテリーロコにひかれ
6.5キロ離れた標高800メートル『欅平上部』まで
32分(途中停車を含む)かけて走ります。

黒部川第四発電所では約1時間、
関西電力としては今回の見学ルートの最大の目玉である
「発電所」内部の見学をしたり
昼食休憩を取りました。

発電所では、平成14年のNHK紅白歌合戦で
「中島みゆき」さんが「地上の星」を歌った場所や
休憩した部屋(中島さんが座った椅子に私も座りました)も
見学したりしており、
これはこれで結構、面白かったです。

今回、写真はUPしませんが、“発電所”凄い!です。
よくぞここにここまで巨大な発電所を作ったものだ!と
率直に感動せずにはいられませんでした。
私にとって本来、「鉄」+「α」の「α」だったはずが
思わず、興奮していました。

2010年06月17日 9時00分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン内部

12時過ぎ、インクライン下部に到着したところで
車内をパチリ。このようになっています。
水平で、かつ横にも随分広いことが実感できます。

30名プラス関西電力の案内の方が
一度に乗れる箱です。

椅子は、鉄道系というよりは事務所のソファーと
いったところですが、レールのある乗り物らしからぬ
雰囲気を醸し出しています。

この椅子に座り、20分も乗っていると
まるで地の底に落ちていき
2度と這い上がってこれないような錯覚に
陥りました。

それにしてもこれほど巨大なインクラインを
山をくりぬいて作っっただけではなく
そもそも黒部ダムや黒部川第四発電所の工事は
大工事かつ難工事だったことで有名です。
ご存知の方も多いと思いますが
小説・映画・テレビドラマ化されており、
昨年、フジテレビ(東海テレビ)系列で
香取慎吾さんが主演で放送されたドラマは
まだ記憶に新しいところですね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!