2010年06月22日 9時00分

中央本線 キハ181系「特急しなの」

俗に「よんさんとお」と呼ばれた昭和43年10月の
国鉄ダイヤ全面大改正で初登場となったのがキハ181系、
中央本線の11D・12D特急「しなの号」でした。

写真は昭和45年8月1日に撮影した下り「しなの」9連で
場所は中津川~落合川間。
名古屋発8:30の「しなの」は
中津川を9:34に出発し、
小さな峠を全力で駆け上がってきました。
※当時、終焉間近のSLの撮影で中央本線に出かけたことが
 何度かあり、その最初の撮影ポイントがここでした。
※当時、落合峠と言っていたような気がします。

大馬力ディーゼルの新型特急専用車(キハ181系)が
全国に先駆け名古屋に登場ということで
当時、随分誇らしい思いを持ったことを覚えています。

そのキハ181系が、「はまかぜ」で最後のご奉公。
その姿を目に焼き付けるなら、今の「余部橋梁」しかないと
思い立ったのが昨日の写真です。
それにしても、キハ181と天候の相性は
本当によくないですね。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!