キハ471の162Dは
定刻の7:20、餘部駅を出発し、
いよいよ余部橋梁の渡り納めです。
万感の思いが込み上げるという程のことは
ありませんでしたが、
それでも思ったことが幾つかあります。
1)余部橋梁の架け替えがこんなに
  話題となる時代が来ようとは夢にも思わなかったこと。
2)ワンマン列車ゆえに止むをえないのですが
  運転士さん用のルームミラーが
  こんなにも前方視界を妨げていること。
3)橋梁の乗り納めと思われる子ども連れを含む
  「鉄」の方達が、この写真を撮影した“お立ち台”に
  誰も陣取らなかったこと。
  ※私の勢いに退いてしまったとは思えません。
とまあ、そんなところでしたが私の夏に向けての
一大イベントが終了したことだけは間違いありませんでした。
不幸な事故も発生している橋だけに、
単純に「お疲れ様でした」とは素直に言い難い面もありますが
一つの時代の区切りとは思った次第です。
ところで、もう2点。橋のことではありませんが…。
4)「橋梁」見物の方のほとんどが次の「鎧駅」で
  下車したこと。
5)2両編成のワンマン列車でしたが、車内検札があったこと。
  実は、162Dから豊岡で乗り継いだ
  福知山行428M「リレー号」でも車内検札がありました。
  無人駅は確かに多いのですが、最近、特急以外で
  車内検札はあまり経験をしていないので驚きました。
●驚きついでに、もう2つ思い出しました。
1)この日、行動を開始した鳥取駅では、
 520D(5:28発)出発時に
 改札口に駅員さんがいませんでした。
 県庁所在地であっても今時はこんなんでしょうか?
2)鳥取駅で、名古屋までの乗車券を購入した際、
 「京都から新幹線経由名古屋」と言ったところ
 当初、智頭急行経由の乗車券を発行され
 「山陰線経由です」と言ったら、
 福知山線経由の乗車券で、
 「山陰線で京都まで行き、そこから新幹線」と言い直し、
 やっと希望の乗車券を手に入れました。
 *駅員さんは、山陰線で京都まで行く乗車券の発行を
  最近したことがないと仰っていました。時代ですね。