2010年06月26日 19時06分

若桜鉄道SL体験運転 カーブでの動輪

SL体験運転会で、C12の起点はカーブになっていました。
以下は、私の個人的なこだわりです。

私が以前から興味があったことの一つに
動輪とレールの関係は
「カーブでどうなっているか?」でした。

写真で、右側の動輪踏面と左側の動輪踏面の
レールと接している場所の違いが
分かっていただけるでしょうか?

右側の動輪踏面は、レール端の内側(奥)にありますが
左側の動輪踏面はレール端からはみ出ています。

動輪は完全に固定され、左右にずれる事はないので
この写真のようになるのは当たり前ですが
実際に目の当たりにすることは少ないのでは?
※電車のボギー台車のような2軸では
 このような現象は無いと思います。

やはり蒸気機関車のように
台枠に固定された車輪が3軸以上であったりすると
こうなるわけですが、こんなに分かりやすいとは
思いませんでした。

今回のSL体験運転の収穫の一つでした。

2010年06月26日 9時07分

若桜鉄道SL体験運転 C12助士席

C12の運転台、助士席から前を覗いてみました。
*この写真を撮影した場所が起点で
 奥の倉庫があるところが終点です。

本来、体験運転の段取りでは1人が運転中に、
次の運転者が助士席側から
その様子を見学することになっています。

それで慣れてもらおうと言うことでしょうが
私は、そちらをあまり見ずにこんな写真を撮影していました。
小さな窓からどんな風景が見えるか
興味津津でしたが、思ったより視界が広がっている
印象でした。
まあ、C12だからということもあると思いますが。

一方、逆サイドのバック側はと言えば、
当然の事ながらはるかに視界が開け、
成程と思った次第です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!