2010年07月14日 18時04分

木曽森林鉄道 王滝本線 C4型

平成49年9月27日(金)の木曽森林鉄道
王滝本線は前日の曇り空から悪化し、
時折土砂降りの雨でした。

途中の対向列車との行き違い時に、身を乗り出して
写真を撮ろうとしていたら
運転士さんが手招きをして乗せてくれました。
(そういうことは覚えている)
※因みに離合した列車の写真は上手く撮れませんでした。

酒井工作所製C4型は、思っていたよりも大きく
中も広かったと記憶しております。

ところで、もしも私が「みやま号」の上松への戻りに
乗っていたとしたならば
滝越発は14:20頃で途中ですれ違うとすれば
場所は大島停車場(15:50頃)で、
月・水・金運転の「みどり号」のはずです。
その場合、対向列車を待つのは本来「みどり号」の方で
この日、信号所みたいな場所で随分待たされた覚えがあるので
一体、私はどんな列車に乗り、
どこの停留所でどの列車と行き違ったのでしょうか?

2010年07月14日 9時22分

木曽森林鉄道 王滝本線 上松行き

王滝本線滝越停車場に停車した後、
私を滝越まで運んだ列車は出発して行きました。

何とものんびりした写真ですが、
私はどんな気持ちでこの列車を見送ったのでしょうか?
(自問自答)
山裾の川沿いにへばりつくように走る木曽森林鉄道。
どこか懐かしい“心”の風景です。

今回の写真で、カラー写真が今ひとつ鮮やかでないことに
ついて一言。

私が使用しているフィルムスキャナーの能力の問題は
確かにありますが、昭和40年代、50年代のフィルムの
退色は相当に進んでいます。
※更に言うと、『30分現像』とかを売りにしていた
 現像所が大繁盛していた時代に、
 そこに現像・プリントを出していた場合は、
 時間短縮のための工夫を現像所がしていたこともあり
 その分、フィルムの退色が早いと聞いています。

私は、今、時間を見つけて1枚1枚フィルムを
JPEGにしているのですがなかなか進んでいません。

正直、時間との戦いではあります。
皆様方も古いフィルムを持っていて
デジタルデータにしたいとお考えでしたらお早めに!
※経験から言って、モノクロ写真はまだ大丈夫です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!