2010年07月25日 18時06分

明知鉄道気動車体験運転 明智への道Ⅱ

「木曽路はすべて山の中である」としたのは
島崎藤村の『夜明け前』ですが
木曽路の手前、東美濃路も結構な山の中です。

写真は、JR恵那駅ホームから、右方向に分岐する
明知鉄道を臨んだものです。
駅を出てすぐに差し掛かる
33パーミルの上り勾配がはっきりとわかります。

国鉄・旧明知線(今の明知鉄道)は、
山中に鉄道を敷設するため
当時の技術的な限界の範囲内とはいえ
連続する急勾配、急カーブで乗り切らざるを得ませんでした。
※私・個人的には、スケールは小さいかも知れませんが
 日本有数の山岳鉄道の要素を持っていると思っています。

時代が変わり車両の性能が格段によくなった今でも、
殆どの区間は時速40~50キロ程度という低速です。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!