2010年07月26日 18時22分

明知鉄道気動車体験運転 明智への道Ⅳ

1面1線のこの駅が明知鉄道唯一の日本一!

ここが急勾配の続く明知鉄道らしい
33パーミルの勾配の途中に設置された飯沼駅です。
※写真では分かりにくいですが
 明智行きでは正に上り坂の途中です。

駅には「勾配日本一の駅 33パーミル
(33/1000) 飯沼駅」と描いた
絵看板があります。(なかなか可愛い)
※単行の場合、絵看板をちゃんと見るには
 一番、恵那駅側に乗車してください。

本来、この勾配での駅設置は認められていなかったのですが
平成3年に運輸省(当時)の特認で誕生しました。

明智行きの場合は、停車するのも発車するのも大変そうで
停車は、スピードを落としすぎないようにしないと
失速しそうですし、
発車はノッチをきっちり入れてから
ブレーキを解除しないと下がってしまいそうでした。
恵那行きの場合は下り坂なので、一見簡単そうですが
停車時のスピードコントロールは難しそうでした。
※気動車運転体験への「道」でしたので
 ちょっと運転士さんの動きを観察してみました。

2010年07月26日 9時02分

明知鉄道気動車体験運転 明智への道Ⅲ

恵那から明智までは「アケチ13号」に乗車。
単行で、座席が7割程度埋まっていました。
※アケチ13号の座席定員は44人。(セミクロスシート)

地元の人が10人程度で、他は観光客(ハイキング?)と
私の仲間(体験運転参加者)と思しき人たちで
明智まで通して乗車した人は約半分でした。

終点の明智駅のある恵那市明智町(旧・恵那郡明智町)は
既存の街並みを生かして昭和59年から
「日本大正村」として売り出し、
今ではすっかり観光地となっていますが、
アケチ13号から降りた日本大正村への観光客らしき人は
ほんの数人でした。
やはり車で行く観光地なのでしょうか?
※明智まで「乗り鉄」される方は、街歩きも良いですよ。
 殆どの名所が駅から楽々徒歩圏内です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!