2010年07月29日 8時42分

実際の『乗務』の前に、エンジンなどの装備や
各種機器の点検方法の説明を丁寧にして頂きました。
私が「面白い」というか、「明知」らしいと思ったのが
この車輪のところについている箱と
箱から線路面に向かって、車輪の直ぐ横に伸びている
怪しげなパイプ。
実はこれ、砂箱(砂撒機)。
明知鉄道では、急勾配区間において線路上の落ち葉や
冬の霜などで車輪が空転し、
列車が坂を上れなくなってしまわないように、
レールと車輪の間に砂を吹きつけてその防止策として
いるそうです。
※この砂を使い、お祓いをちゃんとした上で
「明知鉄道のすべらないお守り」として
絶賛販売中だそうです(笑)。
※蒸気機関車の砂箱は見たことがありますが
気動車の砂箱は初めて見ました。
こんな話しが聞けるのも体験運転ならではですね。