2010年08月03日 18時25分

昭和45年の広島・呉線 ニコマートFTN

私が最初に手にした一眼レフ、ニコマートFTNです。
当時、一眼レフの最高峰は、ニコンFと言われていました。
そのニコンFと同じレンズが使えて
しかも値段的にはリーズナブルということで
人気がありました。
それでも高校生が簡単に手に入れられるものではなく
“親の助け”もあって何とか私の手元にやってきました。

レンズは標準のみ。焦点距離は50ミリ。
レンズの明るさはF1.4。
交換レンズを購入したのは、本格的にアルバイトを
始めた大学生になってからです。

今回の広島・呉線の写真は全てこのカメラで
撮影したものですが、標準レンズの画角も
なかなかいいものだと気付きました。
また私は、もう何年も1眼レフを使っておらず
持ち運びも考えてコンパクトデジカメだけで
通しています。
※その分、何も考えずにシャッターを押し続けており
 いくら「乗り鉄」でも写真は気合を入れて
 撮るもんだと改めて実感しています。

もう一度、一眼レフに戻ってみようかと思い始めています。

2010年08月03日 9時00分

昭和45年の広島・呉線 C59162

昨日の夕方UPしたのと同じ場所ですが
こちらはC59162のバック運転です。

上り普客922レ「広島」発15:53
「広」着17:06でした。
※撮影ポイントの最寄り駅「吉浦駅」は16:41発。

日本を代表する大型蒸気が定期でバック運転するのは
「広」にターンテーブルが無かったのが
その理由と記憶しています。

そもそも、「広」~「広島」間は33.2キロしかなく
C59やC62が働くほどではなかったと思いますが
この蒸気が働くことのできる場所が他に無かったからと
いうことでしょう。

それにしても、どうやって進行方向の安全確認を
していたのでしょうか?
機関士さん、機関助士さんの負担は
如何許り(いかばかり)であっただろうと思う次第です。
※その前に運転そのものも難しかったでしょうね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!