2010年08月11日 18時08分

「鉄道駅・路線不思議読本」を読みました

「鉄」系の本は、大手の本屋さんなら
ほぼ専門コーナーがあるほどの隆盛振りです。

私は、名古屋駅を利用した場合等、かなりの頻度で
「三省堂書店/名古屋テルミナ店」の鉄道書コーナーに
足を運んでいます。
※朝8時からやっているというのがポイント。

今回、そこで朝日文庫の「鉄道駅・路線不思議読本」を購入し、
1日かけて読破しました。
同様のテーマ(内容)の本は他にもあったりしますが
他書とは取り上げている駅・路線や、
そもそもの視点が異なっていたりで楽しく読みました。

その296ページ~に
「東海道線の路線改良の跡を追う その3」
“関ヶ原越えの変遷”という話しが掲載されており
それを読んでいて「垂井駅」「新垂井駅」の
在りし日の姿を思い出したのと、
『そう言えば入場券を買ったような…』記憶が蘇り
今朝の入場券の写真になった次第です。

正直、ここ数年の凄まじいと言っても良いほどの
「鉄道本」出版ブームの中で
却って以前ほど本を買わなくなった私がいます。

それでもこうやって購入してみれば
かっての「鉄道の思い出」を、
このブログに書いたりもできるので
自分なりの取捨選択をしつつ
「鉄道本」を読むのも良いものだと改めて思った次第です。

●(参考)本の右下の出典の明記は、「朝日新聞社」さんに
 このブログでの「表紙(特に写真があるため)」使用を申請し、
 その許諾条件によるものです。
 また、この写真は無断転載が禁止ですのでよろしく
 お願いします。
 私の業務の専門が“著作権”ということもありますが、
 以前掲載した書籍の表紙利用も全て出版社に確認しています。
 JR境線の話題を書いた時も、『鬼太郎』関連で私の
 撮影した写真の利用も「水木プロ」さんに相談していました。
 一方で、表紙に使われている『写真』で、諸権利の関係から
 表紙(写真)の使用を断念した本もあります。

2010年08月11日 9時09分

廃駅の入場券 新垂井駅

昭和46年11月22日の東海道本線「垂井駅」と
「新垂井駅」の入場券です。
※「新垂井駅」の裏面の発行Noは『0074』。
 この駅で30円の入場券を買った74人目なのでしょう。
 それより、この駅の入場券は基本マニアが購入し、
 殆ど回収されていなっかたのではと私は思っています。

この入場券をピックアップした理由は、
今日の夕方UPしますが、
ともあれ、垂井駅は今もありますが
新垂井駅は昭和61年に無くなりました。
※お客がどんなに少なくても新垂井駅は何と有人駅でした!

何れにしろ、日本を代表する大幹線の駅が
路線の付け替えでもそもそも廃線でもなく、
停車していた普通列車が通らなくなったという理由の廃止は
極めて珍しいと思います。

ところで私がこの「新垂井駅」の入場券を購入できたのは
『高校の遠足』という一大行事があったからです。
この日、新垂井駅で電車を下車した私たちは、
垂井駅まで歩き、そこから名古屋に戻りました。
※今時ではあり得ないですね。
 確か、東海自然歩道が整備されている頃で
 その近くを“歩いてみよう”だったような気が…。

まあ、駅があって入場券を売っていれば買う!
これは当時からの習性でした。
◆この入場券をオークションに出したら
 一体いくらで売れるのだろうかと下世話なことを
 考えてしまった心の貧しい駅長でした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!