中京テレビ

2010年08月11日 9時09分

廃駅の入場券 新垂井駅

昭和46年11月22日の東海道本線「垂井駅」と
「新垂井駅」の入場券です。
※「新垂井駅」の裏面の発行Noは『0074』。
 この駅で30円の入場券を買った74人目なのでしょう。
 それより、この駅の入場券は基本マニアが購入し、
 殆ど回収されていなっかたのではと私は思っています。

この入場券をピックアップした理由は、
今日の夕方UPしますが、
ともあれ、垂井駅は今もありますが
新垂井駅は昭和61年に無くなりました。
※お客がどんなに少なくても新垂井駅は何と有人駅でした!

何れにしろ、日本を代表する大幹線の駅が
路線の付け替えでもそもそも廃線でもなく、
停車していた普通列車が通らなくなったという理由の廃止は
極めて珍しいと思います。

ところで私がこの「新垂井駅」の入場券を購入できたのは
『高校の遠足』という一大行事があったからです。
この日、新垂井駅で電車を下車した私たちは、
垂井駅まで歩き、そこから名古屋に戻りました。
※今時ではあり得ないですね。
 確か、東海自然歩道が整備されている頃で
 その近くを“歩いてみよう”だったような気が…。

まあ、駅があって入場券を売っていれば買う!
これは当時からの習性でした。
◆この入場券をオークションに出したら
 一体いくらで売れるのだろうかと下世話なことを
 考えてしまった心の貧しい駅長でした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!