2010年08月13日 9時01分

立山カルデラ砂防工事

7月16日午後1時過ぎに撮影した1枚。
やはり「立山カルデラ砂防工事」に触れないわけには
いかないので1枚だけ掲出します。

「白岩下流展望台」から撮影した「白岩砂防ダム」です。
写真の左下1/4の部分で、
川が滝のように流れているように見えますが
実はこれが砂防ダムで、膨大な土砂の流出を防いでいるのです。
また、昭和期の砂防ダムとして「登録有形文化財」に
なっています。
※すいません。砂防工事の必要性等は
 「立山カルデラ砂防博物館」のHPを参照して下さい。

トロッコに乗るまでの「学習会」は、
このように“絶景”と“砂防工事の見学”が断続的に続き、
またこうした学習会に参加でもしない限り
絶対に入れない場所が殆どです。
このため本命のトロッコに乗るまでも
想像以上に『密度』が濃く、
私以外の数名の「鉄」の方たちも熱心に話しを聞き
写真を撮っていました。
※参加者の3分の2は「鉄」ではない「観光客」です。

ところでこの学習会は、当日の天気次第で
開催されないことがあります。
「立山カルデラ砂防博物館」のHPに記載の昨年度の実施率は
65%で、本当に当日の朝まで気をもむ学習会です。
私も朝、受付を済ませてやっとホッとしたことを覚えています。
『当日の天気次第』の意味は、現地に行けば納得です。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!