2010年08月19日 18時01分

午後3時50分、中小屋連絡所です。
千寿ヶ原までの最後の連絡所です。
ブレブレの写真で恐縮です。
何せ、例え先頭の客車に乗っていたとしても
前に小さいとは言え機関車があるので前方確認が出来ません。
また、窓から顔を出すことは当然“ご法度”というよりは
乗れば分かるのですが、危なくてそんなことをする気に
そもそもなりません。
ということで、「あっ」と思ってシャッターを押したら
「結果がこうだった」と言うことです。
何でこの写真?という訳ですが、
連絡所の連絡員の姿をかろうじて押さえられた
ただ1枚の写真だからです。
「えっ、連絡員というのですか?」という疑問に対しては
答えがあります。
実は8月14日UPの「時刻表」の隣にもう一枚の
「軌道運行時刻表」があり、
そこに『各連絡所の連絡員名』と書いた欄があり、
それを見て「連絡員」と呼ぶことを知りました。
運転手(運転士とは言わないようです)、車掌、
そして連絡員の方を含め全員の名前が書いてあり
こうした人たちがトロッコの運転に従事していることを
窺い知る事が出来ました。
写真は瞬間の出来事でしたが、鉄路を守る心意気を
『敬礼』に感じた一枚です。