2010年08月20日 18時22分

水谷を出て1時間半の午後4時3分、
眼下に終点、標高476メートルの「千寿ヶ原連絡所」が
見えてきました。
狭いながらも楽しい車内を堪能していましたが
いよいよその時間も終わりが近づいてきました。
とはいうものの、写真から察しがつくと思いますが
まだまだスイッチバックが続きます。
610ミリという狭いゲージに15キロレールという、
決し快適とは言えない「乗り鉄」の旅でしたが、
心は満足でした。
立山砂防軌道の一般の方の乗車は元々認められておらず、
以前、取材でお世話になった『富山県名古屋事務所』の方から
このトロッコの素晴らしさを散々聞かされていたので
「立山カルデラ砂防体験学習会」という形で
乗車が可能となった時から「いつかはクラウン」ならぬ
「いつかは立山砂防軌道」と憧れていました。
残り少し、しっかり堪能し尽くして終わろうと思った
瞬間でした。