2010年08月20日 18時22分

立山砂防軌道 千寿ヶ原連絡所全景

水谷を出て1時間半の午後4時3分、
眼下に終点、標高476メートルの「千寿ヶ原連絡所」が
見えてきました。

狭いながらも楽しい車内を堪能していましたが
いよいよその時間も終わりが近づいてきました。

とはいうものの、写真から察しがつくと思いますが
まだまだスイッチバックが続きます。

610ミリという狭いゲージに15キロレールという、
決し快適とは言えない「乗り鉄」の旅でしたが、
心は満足でした。

立山砂防軌道の一般の方の乗車は元々認められておらず、
以前、取材でお世話になった『富山県名古屋事務所』の方から
このトロッコの素晴らしさを散々聞かされていたので
「立山カルデラ砂防体験学習会」という形で
乗車が可能となった時から「いつかはクラウン」ならぬ
「いつかは立山砂防軌道」と憧れていました。

残り少し、しっかり堪能し尽くして終わろうと思った
瞬間でした。

2010年08月20日 9時08分

中京テレビからのお知らせ 明日も「鉄研」再放送があります

先週もお伝えしましたが、
明日深夜、「芸能界鉄道研究会 鉄研」の再放送があります。

●8月21日(土)25:22~26:17(予定)

今回は、内容の予告を1本します。
もう写真でお分かりでしょうが、
1月22日に放送した「貨物」です。
さて「TLPE」とは何でしょう?

この回に限って言えば、私は視聴率を心配していました。
何せ、テーマが『貨物』。うーん、ディープすぎる。
しかし、それは杞憂でした。

この番組は、皆さん「鉄」の方の視聴が多かったと
思われているかもしれませんが、
“嗜好性”の強い番組で、もしもその趣味がある方にしか
見ていただけなければ、実はそれほどの視聴率は取れませんし
意外かもしれませんが、
マニアの方の話題に上ることも少ないというのが
私の経験値です。
※「鉄研」は、「鉄」では無い方から「面白い」という意見を
 多数いただきました。

この番組、視聴者の方には「“情報”バラエティー番組」として
見ていただけたと私は分析しています。

制作スタッフは、プロデューサーを除き『鉄分』ゼロ。
それでも、スタッフはどのような番組を作れば
「鉄」の琴線をくすぐり、「一般」の方の興味を
ひきつけられるか努力していました。
※初回と、最終回頃の「制作会議」での会話の変化は驚きで、
 スタッフは「鉄」的に日々成長し、最後は
 「鉄研」の濃すぎる出演者陣と会話が成立していました。
 ⇒この3行は、中川家礼二さん談。
この「貨物」の回は、
そうして“円熟”の域に達した(?)スタッフの
『鉄道の楽しみ方』が炸裂しています。とくとご覧あれ。
(DVDもよろしくお願いします)

以上、中京テレビからのお知らせでした。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2010年8月
« 7月   9月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!