2010年08月20日 18時22分

立山砂防軌道 千寿ヶ原連絡所全景

水谷を出て1時間半の午後4時3分、
眼下に終点、標高476メートルの「千寿ヶ原連絡所」が
見えてきました。

狭いながらも楽しい車内を堪能していましたが
いよいよその時間も終わりが近づいてきました。

とはいうものの、写真から察しがつくと思いますが
まだまだスイッチバックが続きます。

610ミリという狭いゲージに15キロレールという、
決し快適とは言えない「乗り鉄」の旅でしたが、
心は満足でした。

立山砂防軌道の一般の方の乗車は元々認められておらず、
以前、取材でお世話になった『富山県名古屋事務所』の方から
このトロッコの素晴らしさを散々聞かされていたので
「立山カルデラ砂防体験学習会」という形で
乗車が可能となった時から「いつかはクラウン」ならぬ
「いつかは立山砂防軌道」と憧れていました。

残り少し、しっかり堪能し尽くして終わろうと思った
瞬間でした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!