2010年08月24日 9時09分

市内電車の運転体験をすべく、
「駅前」から「赤岩口」の車庫まで貸切電車に乗りました。
※「市内電車体験運転会」では往路は原則、貸切電車。
方向幕は、この日は「団体」。他の日は?
※何と、電車に乗ったまま「赤岩口」でスイッチバックして
「車庫」にそのまま乗り入れ。ちょっと感動。
今回、日本路面電車同好会では普段あまり見かけない
「800形(801)」を貸切電車に指名していたそうですが、
“残念ながら”「3100形(3102)」でした。
しかし!!私は『3102』で人知れず小さくガッツポーズ!
(参加者の皆さん、ごめんなさい)
ご存知の方も多いと思いますが
この車は元名古屋市電の1400形。
名古屋市電の廃止時に最後まで残っていた形式で
何を隠そう、昭和49年3月31日の全廃の日、
私が乗った最後の名古屋市電が1400形だったのです。
もっとも豊橋に1400形が来たのは昭和46年ですので、
名古屋市電の全廃時までいた車両でないのは
重々承知の上。
当時、私は名古屋市南区の「桜本町1丁目」電停から
歩いて5分の所に住んでおり、
高校の通学やどこかに出かけるときは、
市電を利用することが多く、その際、
かなりの確率でこの1400形に乗っていました。
※「31系統」笠寺西門前~金山橋(高辻車庫)
「33系統」港東通~東新町(高辻車庫)
「61系統」今池~昭和町(大久手車庫)
の各系統が「桜本町1丁目」を通っていました。
何十年ぶりかの『1400形』。(あえてこう書きます)
乗ってしまえば、外の塗装も緑色と黄色に赤線が1本。
「懐かしい」というのと、
「未だ現役」という両方の思いが胸を去来し、
僅か20分強の乗車時間でしたが、ちょっと無口な私でした。
誰にも気付かれないようにしていましたが…。