2010年08月26日 18時04分

豊橋鉄道「市内電車運転体験」プラス1

豊橋鉄道「赤岩口」の車庫の片隅というよりは真ん中に、
マスコンとブレーキが置いてありました。
勿論、現役ではなく廃車体から降ろしたものです。
あらためて言うまでもありませんが
運転士さんの研修用ではありません。

マスコンもブレーキも固定してありますので
動かすことが出来ます。
※直接制御のマスコンは、動かすのに想像以上に力が必要で、
 ちゃんと固定していないとノッチは入れられません。

で、早速運転士気分。
ブレーキを緩め位置にし、ノッチを入れ、
直接制御のコントローラーっぽく
「ウー」というモーター音も1段ずつ低い音から
段々高音になって行く様を、
他の人に聞かれないように口真似して、一人遊んでいました。
※ホリプロの南田裕介さんならきっとやります。間違いない!
※この写真撮影の時は勿論、無音。さすがに小っ恥ずかしい。

豊橋鉄道でも同タイプの運転装置は現役ですが、
私にとって、路面電車のノッチは何と言っても直接制御。
で、誰がこれを使っているかというと
車庫近くの中学生たちが、時折これで遊んでいるそうです。
(勿論、構内の安全第一をクリアしてですが)
私も子供の時にこんなところが近くにあったら
きっと一日中いたのではないでしょうか…。

最後にお世話になった豊橋鉄道の皆様と
今回、お声をかけてくださった日本路面電車同好会の方々に
感謝をしつつ、「納涼ビール電車」と「運転体験」の話しを
終えます。本当にありがとうございました。
とても楽しかったです。
次回は、今泉さんに「合格!」と言われるよう頑張ります。

2010年08月26日 9時00分

豊橋鉄道「市内電車運転体験」出発進行!

平成22年8月22日(日)午前11時10分、
いよいよ運転開始です。

まず最初にノッチの使い方、ブレーキのかけ方について
豊橋鉄道の今泉さん(写真の制服の方)の
手ほどきを受けました。

そしてメインスイッチ(これは誰でも出来ます)を入れ、
ノッチを2段目まで入れ…、そこまでは何とか…。
ところが、問題はブレーキ。これが意に反して上手くいかない。
※今泉さんの言葉を借りれば予想通り。
 トレイン・シミュレーターで普段遊んでいる中学生くらいの
 子供が平均的に運転(ブレーキ)が上手いそうです。
 トホホ。
確か、「一段制動、階段緩め」と仰っていたかと思いますが、
一度制動をかけ、あとは段階的に緩めるのがコツだそうです。

豊橋鉄道の運転体験は、片道50メートルを2回運転しますが
私の場合、1回目のブレーキは殆ど急ブレーキで、
「グッ、グッ、グッ、ゴン」という感じでした。
2回目はまだましでしたが、停車位置より手前に停車。

あと2回くらいチャンスがあれば『完璧』だったのにと
強がりを言わせてください。
それと昨日の『50メートル』の件、
「奥が深い」と訂正させてください。
そして一からの『出直し』を心に誓った瞬間でした。
(「出直す必要は無い」という“天の声”が聞こえそうです)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!