2010年08月30日 18時11分

遅まきながら、祝!!名鉄知多新線開通30周年!

「私は乗り鉄です」と言いながら、「乗り鉄」話しを
このブログではあまり書いていないので
これから私にとってちょっと濃い目の
「乗り鉄」話しをさせていただきます。

名鉄知多新線は、今年の6月5日に開業30周年を迎えました。
写真はその記念入場券・乗車券です。

知多新線は、今更書くのもなんですが
昭和49年に富貴~上野間が開通したのを皮切りに
昭和50年に知多奥田まで、
昭和51年に野間まで開業。
最終的に昭和55年(1980年)6月5日に
『内海』まで開業しました。

この内海までの最後の開通区間ですが、
私は開業前の昭和55年4月26日(土)に、
マスコミ向け試乗会が行われた際、“取材”で乗車しました。
(当時私は「報道部」で、ニュースの担当でした)

ところが…。この試乗会は当然開通前ということもあり
また乗車券も購入したわけではないので
「乗った」ことにはなりません。

その後、直ぐにでも行きたかったのですが
なかなか時間がとれず、待望の日まで
ジリジリとしながら毎日を送っていました。

そして8月24日(日)、いよいよその日が来ました。

2010年08月30日 9時07分

C57139 モノクロ写真の3D変換

土・日の2日間、「ハウジングパーク みなと」にも
沢山の方においで頂き、「トークショー」のみならず
「3D上映コーナー」にもご来場頂き
本当にありがとうございました。

ところで中京テレビの3D技術の研究で、
もう一つだけ紹介させてください。

それは、普通の平面写真(2D)の立体変換(3D化)です。
この写真は、3月31日にこのブログでUPしたものと同じ
『C57139』です。(内容は当日の分を参照してください)

今、この状態では何か『ブレブレで滲んだ』写真みたいですが
所持されている方は殆どいらっしゃらないとは思いますが
「赤青メガネ」でみれば、ちゃんと「立体」です。

技術的なことは私にはよく分かりませんが
分かりやすく言えば(私も以下の説明を受けた)
右目から見える映像と、左側から見える映像の
2枚の写真を作り、それを1つにまとめていくのだそうですが
まだまだ大変なようです。
また、立体感の作り方も「前に飛び出させるのか」
「奥行きを見せるのか」など、各種調整を行い
ベストな画像に仕上げていくのだそうです。

今は、この1枚を仕上げるのにも
恐ろしいほど時間がかかっていますが
それでもこの作業はパソコンでやっており
『3D画像処理ソフト』の優秀なものが
いずれ出てくるのは想像に難くないので、
そのうち手軽に自分の持っている写真を3Dに出来る日が
来ると思われます。

今回、モノクロ写真を3D化したのは
モノトーンの世界の3D効果を見るため。
研究チームのスタッフが
カラー画像をモノクロにして3D加工するのではなく
元々モノクロの写真を試してみたかったとの事でした。
なぜ私の写真が題材になったのか?
それは、社内でモノクロ写真のフィルムを持っている人が
手近なところでは私しかいなかったからとか?

技術の進歩にアナログな私の思考が追いつきません。
最近は、取り残されるのも心地良いのではと
無理にも思いたい私です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!