2010年09月12日 18時58分

快速「そよ風トレイン117」2号車乗降扉

快速「そよ風トレイン117」2号車
『ウィンディスペース』乗降扉です。

扉は開放され、ここから『そよ風』を取り入れており
飯田線の心地よい風を、心行くまで楽しめそうです。
※飯田線の沿線を知っているから余計にそう思います。

今年は、この電車が運転され始めてからとにかく暑い日が続き
豊橋近辺では“生温かい”というより“熱風”だったでしょうが
新城以北ではさぞかし気持ちよい『そよ風』だった
ことでしょう。
まあ、雨が降ったら降ったら大変だったでしょうが…。

実際に乗っていないので、この扉の場所に立ったら
どんな感じになるのかは分かりませんが一点。
安全対策もあって格子の間隔を狭くとっているのでしょうが
もう少し間隔を広げられないだろうかと見た時は思いました。
※特に上段。

何れにしろトロッコ列車ではなく、
「電車」でトロッコ気分を満喫し“風”を楽しむのは
面白いアイデアと思いますし、
JR東海にも電車をどうやって活用するかという点で
遊び心を持った人がいるものだと感心しました。
この電車が少しでも飯田線の利用客増、収入増に繋がればと
切に願っています。

2010年09月12日 9時00分

快速「そよ風トレイン117」を見かけました。

既に古い話題で恐縮です。
(書くのを止めようかとも思いましたが書くことにしました)

8月の出来事でしたが、名鉄電車に乗ろうとして
豊橋駅の3番線に急いでいたら
突然、1番線に停車中の快速「そよ風トレイン117」が
私の視界に入ってきました。
●この快速の豊橋駅着は15:01。全くの偶然でした。

「飯田線秘境駅ツアー」の大ヒットに気をよくして
今や急行「飯田線秘境駅号」も運転される飯田線。
※「秘境駅ツアー」は5月6日からこのブログでも紹介。

JR東海が、更に思いもよらぬ力技を発揮し、
「鉄」の方に人気の117系を大改造した車両を
飯田線に投入してきました。

既に各方面でこの車両は紹介されているので
改めて述べるまでもありませんが私なりに一言。
と言っても、豊橋駅で偶発的に出会っただけであり
しかも車庫に戻る直前で時間も少なく
単に私の印象と思ってください。
●豊橋駅1番線を15:06に出ていった。

1)117系の改造…目の付け所に拍手。
2)2両目(2号車)のウィンディスペース
  …木製ベンチは、なかなか良いと思うものの
   ベンチの枠にもう一工夫あればなお良かった。
3)指定席部分の広大なテーブル。
  …日本でこれほど大きな座席間テーブルを
   見たことがあっただろうかと言いたくなるほどで
   お弁当を広げても、十分な余裕があり
   これは花丸をあげたいと思った。
   全席指定で、かつ「ゆったり」を楽しむ電車は
   かくあるべし!



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!