2010年09月13日 18時02分

ロンドン、セントパンクラス駅

ロンドンの一大ターミナル「セントパンクラス」駅です。
本来ならこの駅に来る予定は無かったのですが…。
●当時、この駅は大工事中でゴシック建築の駅舎は
 使用していませんでした。

平成17年10月23日(日)、私は「ウォータールー」駅から
列車でイギリス南部の町「Axminster」に向かい
「Seaton Tramway」を訪問する予定でした。
(「シートン路面電車博物館」とでも訳しておきます)

そのため前日の22日、
ロンドンに着いたその足で「ウォータールー」駅に出向き、
翌・日曜日の『列車運行情報』を確認しました。
何故?
地方の保存鉄道(博物館)などの運行日(開館日)は
一般的に土・日なのですが、一方、イギリスの鉄道では、
土・日に突発的な工事運休などがあるのは日常茶飯事。
時刻表に掲載されているからといって、
決して安心は出来ず、その日、列車が運転されるかどうかの
「駅」への確認は必須事項だからです。
車での移動ならこうした心配は無いのですが、
土・日の鉄道移動は要注意なのです。

前日、「ウォータールー」駅の駅員さんは『大丈夫』と
言っていました…。
にも係わらずこの日、午前中の列車は全て運休。
このため、別の路面電車博物館に向かうことにしたのです。

2010年09月13日 9時02分

時には『海外鉄』、イギリス編。

平成17年10月22日(土)、
私は単身、イギリス・ロンドンに向かいました。
※少し遅めの夏休みで家族とは別行動の一人旅です。
●イギリス国内は、写真の4日間有効のブリットレイルパスを
 使用しました。
●最初に使用する際に必要な「ヴァリデーション」
 (使用開始日の特定)は、ヒースロー空港の
 ヒースローエクスプレスの乗車券売場でしました。
 *券面に押印があります。

主たる目的は路面電車三昧とユーロスターに乗車すること。
とはいうものの、「加悦SL広場」同様
この時も下調べは不十分でした。(こんなのばっかりですね)

準備不足の理由…1週間の休みをとるため、
出発直前まで死に物狂いの忙しさが続いたから。
休んだからと言って担当の仕事の量が減るわけではなく
単に休みの前に仕事を寄せるだけ。

よって事前に調べる時間が少なく、
まあ、行けば何とかなるさとは思っていましたが
事前準備とは関係ないところで
次から次へと何ともなら無い事態に遭遇し、
それでも、親切なイギリス人に助けられたりもあって
無事、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今回は、海外旅行ではこんなトラブルも考えられるという
事例集としても楽しんで下さい。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!