2010年09月17日 9時49分

平成17年10月23日、
「マトロック」発17:41の列車に乗るべく
このバスで「クライチ路面電車博物館」から
「マトロック」の町(バスターミナル)に戻ってきました。
「何だ、ただのバスの話しか!」などと言わないで下さい。
何故?
この日、博物館に行く前に「マトロック」の観光案内所に寄り
(博物館からの)戻りのバスの時間を聞いていたのですが
何とその時間は数日前に改正され、
私が定刻の5分以上前にバス停に着いたにも係わらず
バスは10分前に出た後でした。
(バス停の時刻表を見て唖然!)
このため、博物館に戻り、事情を話して「タクシー」を
呼んでもらうべく係員に話しをしたら
目の前に止まっていたこの写真のバスの運転手さんと
何やら話しを始め、何事かと思ったら
「このバスは、『マトロック』のバスセンターに行く」と
言われて乗せられました。
ところが…。
バスが走り始めたら突然、「ヘイッ!ジャパニーズ」と
運転手さんに呼ばれ
「この道をバスで走るのは初めてだ」と言われたのです。
何と、バスの営業運転が終わり車庫に戻る前に
交通手段を失った私をわざわざ送ってくれたのです。
(しかも定期バスの路線外なので無料)
ただ先日も書いたようにこのマトロック周辺は観光地で、
狭い道路は大渋滞。そこに大型バスで乗り入れているので
大変な時間がかかりました。
博物館の方、何よりも運転手さんありがとうございました。
こう言っては失礼かもしれませんが
「田舎の人は人情があって親切」だ!
でも話しはこれで終わらない。